生まれ故郷 立川へ「一式双発高等練習機」旧陸軍の万能機 80年間どこにあった? 読み込み中... 拡大画像 一式双発高等練習機(キ54)の機首。下部は着水後に破損したと思われるが、70年間も水に浸かっていた割にはジュラルミン製の機体や有機ガラスの窓の多くが残ったままの状態なのに驚く(吉川和篤撮影)。 拡大画像 右主翼側から見た一式双発高等練習機。エンジン後部はバラバラになっていて、別のスペースで展示されていた。胴体の赤い日の丸が鮮やかな状態で残っている(吉川和篤撮影)。 拡大画像 失われたフラップの羽布以外は大部分が残っていた一式双発高等練習機の左主翼。またこの展示会場自体が戦前に造られた古い格納庫であった(吉川和篤撮影)。 拡大画像 一式双発高等練習機の右主翼。後縁には赤い文字で「ノルナ」の注意書きが残っていた(吉川和篤撮影)。 拡大画像 一式双発高等練習機の後方写真。取り外された垂直尾翼下の尾部にはまだ尾灯が残っている(吉川和篤撮影)。 拡大画像 操縦席から外されて機首の左横に展示された計器板や操縦ハンドルとレバー類、座席など。これも当時のままの塗装色を確認することができる(吉川和篤撮影)。 拡大画像 取り外された左主翼側の日立ハ13甲型空冷9気筒エンジン(515馬力)と付いたままの金属製2枚プロペラ。エンジンの開発は東京瓦斯(がす)電気工業が担当しており、最高速度は367km/hであった。(吉川和篤撮影)。 拡大画像 左エンジン横に展示された燃料を送り込むキャブレターとメッシュフィルター。現在の目で見ても遜色のない工作精度であった(吉川和篤撮影)。 拡大画像 会場入口の近くで展示されていた右エンジンの隔壁や脚部などのパーツ。この他にも操縦席ベルトや伝声管などの細かい遺物も並べられていた(吉川和篤撮影)。 拡大画像 残された主脚タイヤ。表面には「ブリッヂストンタイヤ」の文字が見える(吉川和篤撮影)。 拡大画像 2022年10月末に立飛リアルエステートで公開された一式双発高等練習機(キ54)。外枠を付けるのではなく、機首内部にフレームを入れて補強する形のため、見やすかった(吉川和篤撮影)。 拡大画像 1941年に制式採用された一式双発高等練習機(キ54)の当時の写真。力強くハ13甲型エンジンを回している(吉川和篤所蔵)。 拡大画像 一式双発高等練習機(キ54)の垂直尾翼にしっかりと残った陸軍飛行第38戦隊の赤い部隊マーク(吉川和篤撮影)。 この画像の記事を読む