世界に2台だけ!「トヨタ2000GT」オープンカー 映画使用の“定説”覆る可能性も… 実見したら「違うんじゃない?」 読み込み中... 拡大画像 撮影車とされるトヨタ博物館所有のトヨタ「2000GT」ボンドカーだが、フロントウィンドウは上端がフラットな形状となっている。これは予備車の特徴だ(山崎 龍撮影)。 拡大画像 トヨタ博物館所有のトヨタ「2000GT」ボンドカーのリアビュー。当初はBピラーを残したタルガトップで製作することも検討されたが、最終的にルーフを切り取ったオープンカーとなった。車体後部に補強を入れているが、ボディ剛性はかなり落ちており、走行性能は低下している(山崎 龍撮影)。 拡大画像 トヨタ「2000GT」ボンドカーのインテリア。帯型VTR、座席後部の4インチテレビやテープレコーダー、マルチバンドラジオなどの特殊装備は失われている。また、試作車のステアリングホイールはスポークに溝が切られた試作車のものではなく、市販車と同じものが装着されていた(山崎 龍撮影)。 拡大画像 日本で唯一の国際格式のコンクール・デレガンスとなる「コンコルソ・デレガンツァ・ジャパン2025」にはトヨタ「2000GT」ボンドカーのほか、アメリカからベルトーネが1970年に発表したコンセプトカーの「ストラトスゼロ」など、1910年代のクラシックカーから最新型の高級スポーカーまで60台の価値ある名車が展示された(山崎 龍撮影)。 拡大画像 奈良市の薬師寺で開催された「コンコルソ・デレガンツァ・ジャパン2025」でトヨタ博物館が出展したトヨタ「2000GT」ボンドカー。従来の説では2台作られたボンドカーのうち撮影車とされる(山崎 龍撮影)。 拡大画像 シリーズ3作目の『007ゴールドフィンガー』以来、度々ボンドカーとなったアストンマーティン「DB5」。機関銃や可変ナンバープレート、スピナーなどの特殊装備を備えたのはこのモデルから。写真はボンドカーではなくノーマルの「DB5」(山崎 龍撮影)。 拡大画像 トヨタ博物館がトヨタ「2000GT」ボンドカーを出展した「コンコルソ・デレガンツァ・ジャパン2025」は奈良市の薬師寺にて2025年3月15日(土)~3月16日(日)にかけて開催された(山崎 龍撮影)。 この画像の記事を読む