「山がすぐそこだ!」延伸秒読み「北大阪急行」開業直前の特別公開 御堂筋線の新たな終着駅とは?

開業まで4か月を切った「北大阪急行」の箕面延伸。その開業直前の現場を体験できるイベントが開かれました。

今しか見られない絶景!

 大阪の中心部から地下鉄と直通し、北部のニュータウンへ抜ける「北大阪急行」。その延伸事業として、千里中央からさらに2駅北の「箕面萱野駅」までの開業が、2024年3月23日と間近になっています。

 開業まで4か月を切ったなか、2023年12月2日、3日の2日間に渡り、新たな終着駅・箕面萱野駅とその高架線の一部を公開するイベント「箕面萱野駅見学&高架新線ウォーク」が開催されました。イベントには各日10グループ700人、2日間合わせて1400人が参加しました。

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北大阪急行の延伸部の終着駅、箕面萱野駅(鶴原早恵子撮影)。

 1グループ70人の参加者は35人ずつにわかれ、それぞれホームと高架上で担当者の説明を聞きました。そのあと、約10分間の自由時間をいっぱい使って参加者は写真を撮ったり見学をしたりと思い思いに楽しんでいました。

 特に高架上を通行できるのは、開業前の今しかできない貴重な体験。今しか撮れない写真を撮ろうとしゃがみこんで線路やポイントを撮影する人や、箕面萱野駅の駅舎や箕面の山々をバックに記念写真を撮る人もいました。

 南側を見通すと、千里ニュータウンの手前に船場地区の丘陵が立ちはだかるのが見えます。バスや自転車は丘の上まで急坂を上っていく必要がありますが、線路は勾配をさほど変えず、高架からいきなり、その丘陵へ吸い込まれるようにトンネル区間となっていきます。トンネルに入った先に、延伸区間の唯一の途中駅「箕面船場阪大前駅」があります。そのトンネルを出て再び高架になったところが、今回の終点、箕面萱野駅です。

 また、箕面萱野駅のホーム上では、ホーム部分の線路に消音効果を狙ったバラストが敷かれていることなどが担当者から説明されました。公開された駅構内で参加者は、設置されたばかりの案内看板や、改札機がまだ設置されていない改札口を撮ったりなどして、完成間近の駅を興味深そうに見学していました。

 駅構内の壁面デザインは、レンガ積みを模したもの。箕面の自然をコンセプトに、土をイメージして表現されたものだといいます。

 今回の参加者は、箕面市、北大阪急行それぞれで募集。定員を大幅に上回る応募があったため、参加者は抽選による決定となったそうです。

 19日には、もうひとつの新駅「箕面船場阪大前駅」も公開となる予定。悲願の「大阪都心と箕面の直結」の日に向けて、地元では一層の盛り上がりを見せています。

【了】

【線路の"バラスト"がなんかヘン!】準備万端!「北大阪急行延伸部」超レアな高架線の上(写真)

Writer: 鶴原早恵子(鉄道好きライター)

大人になってから急に鉄道が好きになったフリーライター。地元・京都中心に、時間ができればあちこち乗り&撮りに行きます。駅で行き交う列車や人を眺めているだけで元気が出てくる。ローカル路線、海が見える路線・駅、駅カフェが好き。

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