空自「異色の機体」がズラリと並んだ! ギンギラギンの輸送機に紅白カラー戦闘機も 壮観な記念写真が公開

まさに「人機一体」の記念写真。

岐阜基地の飛行開発実験団が創設70周年

 航空自衛隊岐阜基地は2025年8月20日、飛行開発実験団が今年で創設70周年を迎えたと発表し、F-4戦闘機やF-2戦闘機、C-1輸送機の試作初号機を並べた記念写真を公式Xで公開しました。

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C-1輸送機の初号機。C-1は今年3月に全機が退役した(画像:写真AC)

 岐阜基地は、岐阜市の隣、各務原(かかみがはら)市にある日本最古の飛行場です。ここを拠点とする飛行開発実験団は、航空機やミサイルといった航空装備品に対する試験を専門に行う部隊で、航空自衛隊が配備した各種航空機の試作初号機を保有しています。

 中でも、C-1の初号機は全面銀色の塗装が特徴で、航空ファンから「銀ちゃん」とも呼ばれています。また、F-2の初号機は量産機が採用している洋上迷彩ではなく、紅白カラーとなっています。

 創設70周年を記念して撮影された記念写真は、F-4やF-2、C-1の初号機が並んだだけでなく、約300人の隊員が「70」の人文字を作成。まさに「人機一体」となった光景が実現しました。

 なお、F-4は2021年3月、C-1は2025年3月をもって全機が退役しています。

※一部修正しました(8月21日12時38分)

【画像】壮観!これが「空自機の初号機」が並んだ瞬間です(人文字も)

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