豪華クルーズトレイン「ななつ星in九州」 乗車は最長2年待ち
高い人気を誇り、申し込んでもなかなか当選しない「ななつ星in九州」ですが、その当選確率を上げる方法が存在。現在のところ最長で2年ほど待てば乗ることができるようです。
最低21万円で22倍の競争率
日本に「クルーズトレイン時代」のきっかけを作ったJR九州の「ななつ星in九州」。乗車には最低でも1人21万円(第6期)が必要ですが、その人気は非常に高く、仮にお金に余裕があって乗車を申し込んでも当選するかどうか、という状況です。
JR九州は2014年12月22日、「ななつ星in九州」2015年春・夏出発分(第6期)の予約受付結果について発表しましたが、その平均倍率は約22倍。相変わらず高い数字になっています。
この第6期運転分の予約申込みは、2015年3月から9月のあいだに運転される308部屋分について、2014年10月1日から11月30日まで受け付けられました。最終的な申込件数は6724件で部屋数が308なので、平均倍率は約22倍となります。
「ななつ星in九州」には複数の運転日、複数種の部屋がありますが、そのうち最も人気の高かった日、部屋は3泊4日コースで2015年3月17日に出発する「DXスイートA」で、171倍でした。この「DXスイートA」は、列車最後尾の展望室構造になった「ななつ星in九州」で最上級の部屋。旅行代金は3泊4日コース2名1室利用で、ひとりあたり75万円です。この部屋にはひとりで乗車することもでき、その場合の旅行代金は130万円になります。
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