海外トラブル、最多は「遠回りするタクシー」 交通機関の乱れも2位に

海外で「タクシーがわざと遠回りをした・しようとした」「交通機関が定刻より早く出発した・大幅に遅延した」といったトラブルに遭遇した人が多いことがわかりました。

「飲食物にあたった」もおよそ1割が経験

 大和ネクスト銀行は2016年4月12日(火)、同銀行「スマデポ」調べの、海外渡航に関するアンケートの結果を発表しました。

 これによると、海外で経験したトラブル(複数回答可)では「タクシーがわざと遠回りをした・しようとした」が14.5%でトップ。「交通機関が定刻より早く出発した・大幅に遅延した」が13.7%で2位。以下、「おつりや両替の際に金額をごまかされた・ごまかされかけた」12.7%、「押し売りに遭った・遭いかけた」12.5%、「食事や飲み物にあたった」10.6%といった内容です。

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列車の発車時刻とともに遅延も表示する駅の電光掲示板(2015年9月、太田幸宏撮影)。

 海外渡航前にもっとしっかり準備しておけばよかったと思うこと・もの(複数回答可)を聞いたところ、「スペースに余裕のあるスーツケース」が最多で19.5%。以下、「暑さ・寒さ対策(冷感タオル、カイロなど)」13.4%、「常備薬(かぜ薬や胃腸薬など)」12.2%、「日本食(インスタントの味噌汁、カップ麺、梅干しなど)」10.2%、「ネット接続用品(SIMカード、Wi-Fiルーターなど)」9.6%といった項目がランクイン。70代では「日本食」17.5%や「地図・観光ガイドブック」15.7%といった回答が上位でした。大和ネクスト銀行は「体調に万全を期すための対策や、食べ慣れた日本食、ネット環境は、海外渡航前に念入りに準備しておいたほうがよさそう」としています。

 この調査は2016年3月3日(木)〜3月4日(金)の2日間、過去5年以内に短期間(6カ月以内)の海外渡航経験がある全国の男女(20〜79歳)を対象に、インターネットリサーチにより実施。1000人の有効サンプルが集計されました。

【了】

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