横浜~羽田~水道橋間の舟運、受付開始 新船で40km運航の社会実験 国交省
国土交通省が舟運の可能性を探るべく2015年から実施している社会実験。「第3次」の今回、新船が就航する横浜~羽田空港~水道橋間のルートで参加者の募集が始まりました。
横浜~羽田~水道橋間を1日1往復、延べ8日間運航
国土交通省は2016年4月27日(水)、「第3次舟運社会実験」を行うルートのひとつ、横浜~羽田空港~水道橋間について、参加者の募集を開始したと発表しました。
同省は2015年から、東京都心と羽田空港を結ぶ航路について検討するための社会実験を実施。「第3次」の今回は7ルートで長期にわたり船を運航し、舟運へのニーズと、毎日運航への体制面や民間によるビジネスモデルの可否などを検証します。
長さおよそ40kmの横浜~羽田空港~水道橋間のルートには、新しい船「Jetsailor 号」が就航。京浜運河や隅田川などを経由し、ぷかり桟橋(横浜市)と羽田空港船着場(東京都大田区)、新三崎橋防災船着場(同・千代田区)とを1日1往復で結びます。
運航日は5月14日(土)、15日(日)、31日(火)、6月12日(日)、13日(月)、14日(火)、15日(水)、28日(火)。行程は、以下の4とおりです。
・ぷかり桟橋発9時30分→羽田空港船着場着10時30分
・羽田空港船着場発10時50分→新三崎橋防災船着場着12時40分
・新三崎橋防災船着場発14時00分→羽田空港船着場着15時50分
・羽田空港船着場発16時10分→ぷかり桟橋着17時10分
定員は各便とも40人。料金は、横浜~羽田空港間が平日2650円、土日4000円。羽田空港~水道橋間が平日3000円、土日4500円です。申し込みは羽田旅客サービスのウェブサイトで受け付けています。
【了】
水道橋か……… 山手線内に船が入るのはいいとしても 少し微妙かもしれないな
土日の片道4千円とか・・・観光での出費ならあり得るが、公共交通としての利用ではあり得ない。舟運社会実験との事だが、果たして目的はどっちなのだろうか???
観光船としてなのか、公共交通機関としてなのか。
個人的には「電車、バス、そして船」と公共交通機関としての選択肢が増える事に期待したいのだが。