新船「ブルードルフィン」、青函航路に10月就航 災害時対応の設備も搭載
大規模災害時に役立つ設備を搭載
新しい「ブルードルフィン」には、「カジュアルクルーズ」をコンセプトに、海を眺められるリクライニングの「ビューシート」をはじめ、1人あたりのスペースが現行の「ブルードルフィン」よりも1.3倍広くなったカーペット敷きの「スタンダード」や、客室数を増やした豪華スイートルームが設けらます。
また、けが人や病人を搬送するストレッチャーが収容できるエレベーターや多目的トイレ、救護室も備わるほか、大型清水タンクによる陸上への清水供給機能も配備。大規模災害時に「災害時多目的船」として救助活動に寄与できる設備を搭載しています。
総トン数は約8800t、全長はおよそ144m、定員は583人、速力はおよそ20ノット(約37km/h)です。現行の「ブルードルフィン」と比較すると、総トン数はおよそ1800t増加し、全長はおよそ8m長くなりました。定員と速力はほぼ同じです。
津軽海峡フェリーは「これからもお客様に安心で安全な船旅を提供するとともに、津軽海峡エリアの魅力を発信し、地域に密着し愛されるフェリー」を目指すとしています。
【了】
災害発生時にフェリーを活用するとしても色々と困難はある様子。
https://trafficnews.jp/post/52021/
なるべく災害は起きて欲しくないですが、国が補助金を出して国内に竣工する全てのフェリーに災害対応設備を設けるべきかも知れませんね。