海自の艦艇が「神々しい自然現象」を激写! “船乗りだからこそ”のダイナミックな景色が公開

船乗りならではのダイナミックな景色。

掃海母艦が神々しい「天使の梯子」の撮影に成功

 海上自衛隊・掃海隊群は2025年6月17日、掃海母艦「うらが」が神々しい雰囲気の「天使の梯子」を撮影したと発表し、公式Xで画像を公開しました。

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掃海母艦「うらが」(左)と、ひらしま型掃海艇「やくしま」。掃海母艦は、掃海艇の海外派遣など長期航海を支援する目的で建造された(画像:海上自衛隊)

「天使の梯子」とは、雲の隙間から陽光が漏れ、放射状に地上や海上に降り注いで見える自然現象を指します。陽光が天使が降りるための梯子のように見えることから、その名がつきました。別名「薄明光線(はくめいこうせん」とも呼ばれます。

 掃海母艦「うらが」は、「天使の梯子」の撮影に先立ち、硫黄島周辺で「グリーンフラッシュ」も撮影したとのこと。

「グリーンフラッシュ」は、別名「緑閃光(りょくせんこう)」とも呼ばれる稀な現象で、日の出または日の入りの直後に、太陽の光が赤ではなく緑に見える光学現象です。

 なお、この「グリーンフラッシュ」は、昨年6月にも掃海母艦「ぶんご」が撮影に成功しています。

 海上自衛隊・掃海隊群は「洋上では他にも、ダイナミックで鮮やかに彩られた海と空が見られますが、それも艦艇乗りの魅力のひとつ」としています。

【画像】おお!これが海自艦艇が撮影した「天使の梯子」です

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