日本のクルーズは終わるのか? 「三菱ショック」と「欧州の隆盛」、明暗分かれたワケ
「三菱ショック」が日本のクルーズを終わらせる?
「飛鳥II」は、1990(平成2)年に三菱重工長崎で建造された「クリスタルハーモニー」が日本籍に転籍されたものですが、当時の建造船価は250億円程度といわれています。ところが今年、欧州で建造され7月13日に就航した「セブンシーズ・エクスプローラー」(5万6000総トン型700人乗り)は4億5000万ドル(473億円、1ドル105円換算)。「飛鳥II」とほぼ同規模の客船でも200億円以上、船価が上昇しています。さらに2020年ごろの就航となれば、環境対策やIT設備の設置なども必要になるとされ、倍近い船価になるという見方もあります。
三菱重工は「AIDA prima」の赤字もあり、今度の「飛鳥」後継船の新造で「赤字受注は絶対にできない」としています。一方の日本郵船も、本業のコンテナ船部門で川崎汽船、商船三井との3社統合に向かい、先行きが不透明なうえ、かつて初代「飛鳥」で「(船価の高い)新造船の償却負担で、大変な苦労をした」(郵船クルーズOB)経験もあり、新造船価格はできるだけ抑えたいところです。
さらに造船所にとっては、日本の船会社で客船の建造が期待できる商船三井客船や、日本クルーズ客船社からはいまだに音沙汰無し。つまり三菱が無理して客船受注を再開したとしても、「後続の需要があるのか。あっても20年後というのでは……」と、日本における客船事業の姿勢と将来性に対する不安感もあるようです。
鉄道では、JR東、JR西と相次いでクルーズトレインを投入するのだから、需要がないわけではない、と思うけど。
誰かが、JR九州のような火付け役になれば、変わる気がする。
>鉄道では、JR東、JR西と相次いでクルーズトレインを投入するのだから、需要がないわけではない
悪いけど、日本人のほとんどはそんなもの利用してねえよ。
一部の金持ち野郎と外国人セレブばっか。
そもそも、客船クルーズで巡りたいような観光地が日本のどこにあるんだよ。
需要あるとすれば、豪華クルーズより船上ライブツアーの方。容易にホールが建設出来ない側面もある。既にAKBGも動いている。
造船のお話なのかクルーズのお話なのか中途半端な気がしました、造船に関して言えば三菱造船が細かい注文をうける内装を手掛けるのはかなり負担だったのではとも
そういったところは欧州がとても強いのだなと痛感しています
日本人はせっかちだから、船でゆったりって観光はあまり好きじゃないのかもしれませんね。それよりは観光地を忙しく駆け巡って観光して終わりってのが多いですね。国民性じゃないですかね。また、ゆったり楽しむような休みも無かったりしますし。定年退職後じゃないと難しいでしょうね。
そもそも、海外がやっているから日本も、という発想がおかしい。日本だからこう、という視点と戦略で物を考えるべき。最近のカジノも同様、日本ならではの方法を問うべき。
先日家族で都心から千葉方面をドライブして、帰りはフェリーを使ったがつくづく我らは庶民と実感した。
行き交う船を眺めるは興味深くも寒くてデッキからすぐに船内に撤退。東京湾横断の僅かな時間ではあったが息子と妻のつぶやき。世界一周クルーズとか言うけど飽きそうだね…。おいおい寂しいこと言うなよ、こりゃ足として極めて有益便利なフェリーなのであってそれとはちゃうわいと思ったものの自身もドレスコードやら考えると船旅より飛行機で現地へ行ってという方があってるかなと。無論然様なクルーズ船には乗ったことがないのだけれど。
クルーズ船もいろいろな部屋のタイプがあって内側だと安いし周りを見たければ上に行けば
360度見られる、私の場合は安いのに泊まって回数を増やすことにしている。
値段も地上を行くのと大して変わらない、地中海やカリブ海でも7泊ぐらい、
日本からだと10日~12日ぐらいでいけます。飛行機の往復で疲れる。
いろんな国の人がいて下手な英語で外交努力をしているつもりです。地上の旅より
みんな休みだから返って無駄話もできる。日本人も結構たくさんいます。最近中国人も
増えてきたようにおもいます。25万トン以上の船でもカジュアル船だと安いですよ。
それにしても日本に外国船が来て稼いでいるのに日本の船は外国で見かけません。
残念残念、長くなってすみません。