観光列車「青の交響曲」、桜の季節は臨時特急として運転 近鉄

2016年9月にデビューした近鉄の観光特急「青の交響曲」。2017年4月の、吉野山で桜が見ごろを迎える期間は、この列車が臨時特急として運行されます。

「より上質な大人旅」をコンセプトに2016年9月デビュー

 近鉄は2016年12月6日(火)、観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」について、吉野山の桜が見ごろを迎える2017年の4月期間中は臨時特急として運行すると発表しました。

「より上質な大人旅」をコンセプトにした「青の交響曲」は、今年9月10日に大阪阿部野橋~吉野間でデビュー。近鉄によると運行開始以来ほぼ満席の状態が続いており、12月5日(月)現在、のべ約2万人が利用したといいます。

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「より上質な大人旅」をコンセプトにした観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」。3両編成で2号車にはカウンターバーやラウンジスペースも備える(画像出典:近鉄)。

 この列車は、2017年4月の吉野山の桜開花時期には、以下の時刻で運行される予定です。

●平日
・対象日
4月3日(月)~7日(金)、10日(月)~14日(金)、17日(月)~21日(金)
・運転時刻(1日1往復)
吉野発12時47分、橿原神宮前着13時40分
橿原神宮前発14時20分、吉野着15時12分
・停車駅
吉野神宮、大和上市、六田、下市口、福神、吉野口、壺阪山、飛鳥

●土休日
・対象日
4月8日(土)、9日(日)、15日(土)、16日(日)
・運転時刻(1日片道1本)
大阪阿部野橋発6時30分、吉野着8時12分
・停車駅
尺土、高田市、橿原神宮前、飛鳥、壺阪山、吉野口、福神、下市口、六田、大和上市、吉野神宮

 乗車には運賃のほか、特急料金と特別車両料金が必要。南大阪線、吉野線内を利用する場合の特急料金は510円(子供260円)、特別車両料金は210円(同110円)です。

 期間中、旅行代理店などによる「青の交響曲」を使用したツアー列車も運行予定。なお、「青の交響曲」の通常時ダイヤ(大阪阿部野橋~吉野間、1日2往復)はこの期間中、一般特急車両による特急列車で運行されます。

 特急券は乗車1か月前の午前10時30分から、近鉄の主要駅窓口や専用ウェブサイトなどで発売されます。

【了】

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