「うまし うるわし 奈良」キャンペーンで「室生寺」編スタート 国宝の特別拝観も JR東海

JR東海が展開する「うまし うるわし 奈良」キャンペーンで、「室生寺」編がスタート。これにあわせて同寺の国宝「十一面観音立像」の特別拝観も行われます。

通常、春・秋のみの拝観を特別に

 JR東海は2016年12月21日(水)、奈良の観光をPRする「うまし うるわし 奈良」キャンペーンで、「室生寺(むろうじ)」編を2017年1月7日(土)から開始すると発表しました。

 奈良県北東部の宇陀市に位置する室生寺は、女人禁制だった高野山に対して女性の参詣が許されていたため、古くから「女人高野」と呼ばれてきた真言宗の寺。今回は、同寺の数ある国宝や重要文化財のなかから、平安時代前期(9世紀ごろ)の作とされる国宝「十一面観音立像」をテレビCMやポスターなどに使用し、キャンペーンを展開します。

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国宝「十一面観音立像」にクローズアップした「うまし うるわし 奈良」キャンペーン「室生寺」編のポスター(画像出典:JR東海)。

 その室生寺では2017年1月7日(土)から、「十一面観音立像」の特別拝観を開催。通常は春と秋のみですが、このキャンペーンにあわせて2月12日(日)まで特別に行われるものです。拝観時間は午前9時から15時まで。特別拝観料は400円です(通常の拝観料大人600円、子供400円が別途必要)。なお、期間中に参拝した先着1万人に、「うまし うるわし 奈良」キャンペーン「室生寺」編の記念クリアファイルがプレゼントされます。

 JR東海は「ぜひこの機会に、冬の『室生寺』の旅をお楽しみください」としています。

【了】

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