NASA次世代ロケット、まずは無人打ち上げへ トランプ政権の思惑はねのけ開発日程発表

2017年5月にNASAが発表した次世代ロケット「SLS」の開発スケジュールは、ごく平凡なものでした。しかしそれは、紆余曲折の末に実現した「平凡さ」でした。なにがあったのでしょうか。

SLSが切り拓く宇宙開発の今後

 このように、すったもんだの末に当初のプランへと落ち着いたSLS。しかし、同ロケットのミッションは月周辺の探査だけではありません。NASAによる2030年代の有人火星探査計画に、SLSは深く関わっているのです。

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有人打ち上げに利用される「SLS Block 1B」(画像:NASA)。

 NASAは現在、深宇宙探査プログラム「NextSTEP」として、月の近くに建設する居住区「ディープ・スペース・ゲートウェイ(Deep Space Gateway)」と、火星への探査船「ディープ・スペース・トランスポート(Deep Space Transport)」を構想しています。そして2018年から2026年に予定されている「ディープ・スペース・ゲートウェイ」の建設や、2027年に予定されている「ディープ・スペース・トランスポート」の輸送のために、SLSが大いに利用されるのです。

 NASAの長官は2016年に、有人火星探査プログラムへの「日本への参加の期待」を表明したことがあります。人類はこれまで地球以外の天体では月にしか降り立ったことがありませんが、今後は太陽系第4惑星への火星へとむけて、歩みをすすめるのです。

【了】

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コメント

1件のコメント

  1. 化学燃料ロケットの次はまだ来ないのかなあ

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