小松空港のJALサクララウンジが一新! 九谷焼に「赤い鶴」 4タイプの席を用意(写真43枚)
小松空港のJAL国内線サクララウンジが、新コンセプトでリニューアル。座席はシーンに合わせた4タイプで、電源もほぼ全てに用意。「地域らしさ」も取り入れられており、小松空港ならではの空間が広がっています。
順次、新コンセプトにリニューアル中!
JAL(日本航空)が2018年3月12日(月)、リニューアルした小松空港(石川県小松市)の国内線サクララウンジを報道陣へ公開しました。
現在、JALは国内線サクララウンジを、「日本のたたずまい」をデザインコンセプトに、「日本の素材の風合い」やその「地域らしさ」を取り入れたものに順次リニューアル中。2016年の新千歳空港に始まって、この小松で6か所目になります。
担当デザイナーは乃村工藝社A.N.D.の小坂 竜さんと竹内宏法さん。竹内さんによると、JALの「赤」を素材の色で感じられる空間にしているとのこと。また、小松空港のサクララウンジは搭乗待合室の端にあることから、入口のデザインを天井まで含めた背の高いものにし、わかりやすくしたそうです。
中に入ると、まず出迎えてくれるのは金沢市生まれのアーチスト、高橋治希さんによるアート作品。石川県を流れる手取川を、九谷焼の花々で山水画の掛け軸のように表現したといい、九谷焼でつくられた葉や花には、鶴を基本にハクチョウやウミネコ、オオバン、アオサギ、マガモ、ハヤブサなどの渡り鳥が描かれています。飛行機で世界中を旅するイメージを、渡り鳥が飛び立ち、海を越えていくことにたとえて表現したそうです。
またラウンジ内には、山中漆器に越前漆器、加賀てまり、越前焼という、石川県と福井県の民芸品も飾られています。
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