【懐かしの国鉄写真】1968年3月 最後の学割きっぷを使った九州一周旅行(後編)

いまから半世紀以上前の1968年3月、大学を卒業した直後に学割きっぷを使って九州一周旅行を行いました。今回は第2回目として、長崎駅や博多駅、宮崎駅、門司駅などで撮影した写真をご覧いただきます。

九州内で5泊したうち、3泊は夜行列車

 1968(昭和43)年3月に最後の学割きっぷを使った九州旅行の第2弾です。博多、熊本、鹿児島などは路面電車に興味があったので、国鉄の列車はその合間に撮影したという感じで、枚数も少なめとなっています。

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博多から長崎へは夜行の普通列車で移動。乗車した列車にはB寝台車が連結されていて、初めての寝台体験となった。寝台特急「あかつき」は博多で西鹿児島行きと分割されるので、長崎編成には簡易電源車が連結されている。左に停車しているのは準急に併結されて長崎まで乗入れている島原鉄道の気動車で、これに乗って島原外港に向かった(1968年3月23日、楠居利彦撮影)。
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簡易電源車のマヤ20 1。オハシ30からの改造で台車は平軸受けのTR23のまま。塗色は20系に合わせ、機関車側の妻面には列車名を表示する行灯を備えている(1968年3月23日、楠居利彦撮影)。

 九州内をどう回ったのか、ポジに記載した日付を辿ると3月22日に九州入りし、3月23日長崎→3月24日博多→3月25日鹿児島、宮崎→3月26日熊本→3月27日門司、岡山となり、九州内5泊のうちの少なくとも3泊は夜行列車を利用しています。

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西鉄福岡市内線で貝塚まで行き、ちょっと歩くと鹿児島本線の線路に出た。急行「しらぬい」は岡山~熊本間の列車で475系の12連。サハシ455も連結されている(1968年3月24日、楠居利彦撮影)。

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Writer: 楠居利彦(鉄道ライター)

1946年、東京生まれ。中央線の沿線で育ったので、鉄道は複線で電化され、長編成の電車が頻繁に走るものと認識している。鉄道誌の創刊に関わり、車両データ本の編集を担当した。趣味は鉄道模型製作。

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