〈PR〉頭端式といったらアレでしょう! 「A列車で行こう9」で描く“駅のある街”
「A列車で行こう9」最新版に「乗りものニュース」編集部が挑む連載企画。第3回目は、「頭端式」に魅せられた編集長が“駅と街のカタチ”にこだわります。
わが心の、ああ上野駅
「乗りものニュース」編集長の恵です。皆さん、幼少の頃に心へ刻まれた何かしらの“原風景”、お持ちではないでしょうか。
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私の“原風景”は東京の上野駅、もちろん「頭端式」の地平ホームです。幼い頃、私は同駅からほど近い常磐線の北千住駅付近で暮らしており、しばしば両親に上野駅へ連れて行ってもらいました。そして、頻繁に発着する特急や急行に目を輝かせていた、そうです。当時まだ、東北新幹線はまったく開業していません。
そして、昔の人は上手いことを言いました。「三つ子の魂百まで」。私はどんどん鉄分を蓄積し、その後どうなったかは、大学になぜか5年通ったり、ご覧の通りでございます。幼少期の鉄分、過剰摂取にはくれぐれもお気を付けください。
話を戻して、“原風景”。私はそんな上野駅の頭端式ホームがそうなので、自分の好きなように鉄道や街を造れる「A列車で行こう9 Version 4.0 MASTERS EDITION」。これをプレイするにあたってまず思い出したのが、その頭端式でした。
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で、このゲームでは「地上駅」や「高架駅」など異なるタイプの駅を造ることが可能で、頭端式の「始発駅」も設置できるではありませんか! キマリです。
「頭端式」といえば「海」!
さて、どんな頭端式の駅を造ることにしましょうか。上野駅的なものを造るのも良いですが、私は旅好きなので、その地で出会った頭端式ホームにも、函館、梅田、高松、門司港などなど、たくさんの想い出があります。
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折角なので、そうした旅情も表現したいなということから、マップは3つの島を中心に構成される「諸島」を選択しました。地形的に行き止まりの場所へ設置されることも多い「頭端式」、「海」との相性はバッチリですからね。それに「鉄道」と「船」の接続、乗り継ぎ。世界が広がって、旅情が湧いてまいります。
港湾地帯を「港町」に変化させる
駅を設置するその前に、まず港から造ることにしました。「A列車で行こう9 Version 4.0 MASTERS EDITION」ではいくつかの港湾関係施設を造ることができ、そのうち大型客船などが発着する「港」と貨物向けの「コンテナ港」、そして小型船向けの「船着き場」を設置します。
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そしてここでもうひとつ、“らしい”ものを。
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「ランドマーク」の「港タワー」です。無機質な港湾地帯が、がぜん「港町」らしくなってきました! 中華街も欲しいところですが、実はこの「A列車で行こう9 Version 4.0 MASTERS EDITION」はそれが可能。あとで商業エリアを設けるときに、ぜひ入れたいと思います。
港に必要な鉄道系構造物といえば?
「コンテナ港」の隣に「資材置場」を設置したら、次はいよいよ線路です、が、「頭端式」の前に港町らしい“アレ”を造ります。
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「資材置場」に隣接して「操車場」を設置しました。やはり、港町にこうしたヤード的構造物は必須でございます。鉄道ファンだけかもしれませんが。
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そして我が鉄道会社の本社事務所を、その「操車場」の隣に建設。賑やかな「港タワー」側ではなく、裏手側にあるのが個人的なこだわりです。
改札口の向こうは青い海
さあ、いよいよ「頭端式」の駅を設置します!
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どうですかこの、駅と港、鉄道と船、旅客と物流、その流れを感じられる街並み! そして行き止まり感(自画自賛)!
「A列車で行こう9 Version 4.0 MASTERS EDITION」は視点をグリグリ変えられるので、乗客気分で頭端式ホームに入ってみます。
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並ぶ車止標識。その奥には改札口があって、海も見えます。右側には立ち食いそばのお店も。「港タワー」もそびえ、なかなか旅情のある駅になったと思いませんか? 実在したら、鉄道ファン人気のかなり高い駅になるでしょう(自画自賛)。こうした理想の駅風景造りを楽しめるのも、このゲームの面白いところですね。
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「操車場」側のホームに立って、行き止まりを向いたもの。「コンテナ港」のある左側の広い空、この感じが海の近くらしくて、密かにお気に入りです。
さあ、舞台は整いました。次はいよいよ、列車を走らせてみたいと思います。この風景に似合う車両は何だろうなぁ……という妄想が楽しい今日この頃です。
【了】
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