自分だけの鉄道 思い通りの街を作りたい それ『A列車で行こうExp.+』で叶います〈PR〉

いままでノートや頭の中だけで温めてきた妄想の路線や街を、リアルに作成できるPS4用ソフト『A列車で行こうExp.+』。どんなことができるのか、「女子鉄アナ」の久野知美さんが妄想しつづける「久野沖縄鉄道」とともに紹介します。

沖縄に3路線を展開(妄想)

「好きなように線路を敷いて、好きな列車を走らせて、ビルを建てて街を作ってみたい」

 こう思う人は多いのではないでしょうか。「妄想鉄道」や「架空鉄道」「架空都市」などと言われ、TVなどでも取り上げられています。実際に紙の上に路線や街などを描いたことのある人もいるはずです。

PS4『A列車で行こうExp.+』で再現した「久野沖縄鉄道」。アトムホームスタジアム前~北谷公園野球場間の走行風景(映像:アートディンク)。

「女子鉄アナウンサー」として知られるホリプロの久野知美さんは、「久野沖縄鉄道」という妄想鉄道を沖縄県内に設立しています。プロ野球のキャンプ地を結ぶ「おきなわ球場線」、球場線から分岐してグスク(城に相当する遺跡などのこと)を通る「おきなわこどもの国線」、沖縄美ら海水族館などの観光地を通る「おきなわ観光線」と、沖縄をより便利にする3路線を展開。子会社や車両デザインなども併せて作り込んでいます。これを実現させたのは、「プレイステーション4(PS4)」専用ソフト『A列車で行こうExp.+ (エクスプレス プラス)』です。

妄想「久野沖縄鉄道」が炸裂

 2019年9月14日(土)に開催された「東京ゲームショウ2019」のステージイベントでは、鉄道ライターの杉山淳一さんも加わって、「久野沖縄鉄道」についてトーク。スクリーンには、『A列車で行こうExp.+』で再現された「おきなわ球場線」の様子が映し出されました。

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久野沖縄鉄道「おきなわ球場線」「おきなわこどもの国線」「おきなわ観光線」の路線図(画像:ホリプロ)。
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久野沖縄鉄道の沖縄セルラースタジアム那覇駅(画像:アートディンク)。
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久野沖縄鉄道の浦添市民球場駅(画像:アートディンク)。

「おきなわ球場線」は、嘉手納など野球のキャンプ地となる球場を結んだもの。アクセスの利便性を考え、那覇空港からゆいレールで1駅目の赤嶺駅まで来たら、そこから直通できるようにしたそうです。

『A列車で行こうExp.+』では、野球場や周辺の景色もここまでリアルに再現できます。

PS4『A列車で行こうExp.+』で再現した「久野沖縄鉄道」の、嘉手納野球場駅(映像:アートディンク)。

「おきなわこどもの国線」と分岐する嘉手納野球場駅を見ると、駅の手前にはダブルクロッシング(両渡線)が設けられています。このように、『A列車で行こうExp.+』では見栄えだけでなく、線路の配線など細かいこだわりも再現可能です。

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「久野沖縄鉄道」について構想を話す久野知美さん(2019年8月、大藤碩哉撮影)。

 また久野さんによると、「久野沖縄鉄道」には関連会社があるとのこと。「久野鉄道バス」や「久野フェリー」のほか、「久野レストラン」なども経営しているといいます。このような妄想子会社も、『A列車で行こうExp.+』でつくることが可能。鉄道路線開発と同時に鉄道沿線開発(まちづくり)もできる点は、現実の鉄道会社さながらです。線路敷設や景色の製作だけに終始しないのが、『A列車で行こうExp.+』なのです。

自由にできるなら、こうしちゃう

 想像力次第では、ゲームならではの表現ができます。たとえば、ゆいレールとの乗り換えが想定されている壺川駅は、ゆいレールと「おきなわ球場線」が交差。それに伴い、ゆいレールには実際よりさらに高架を走ってもらい、その下に「おきなわ球場線」を通しています。

ゆいレールと「おきなわ球場線」の乗り換えが想定されている壷川駅からの車窓。動画冒頭に見えるゆいレールは、実際よりもさらに高架化されている(映像:アートディンク)。

 高架駅同士の交差。ゆいレールは、かなり高いところを走っているわけです。

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「おきなわ球場線」の終点、読谷村陸上競技場駅。先には本線からずらして車庫がある(画像:アートディンク)。

「終点だけど、クランクした先に車庫がある……?」

 ここは「おきなわ球場線」の終点、読谷村陸上競技場駅。将来の延伸を想定して、車庫が本線からずらして建てられています。目先の目標の実現だけでなく、「延伸計画がある!」という期待感が生まれます。

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資材置場で「見立て」た那覇空港の滑走路(画像:アートディンク)。

「これは空港を俯瞰したところ?」

 滑走路を資材置場で見立てて、那覇空港の滑走路を再現しています。こうした「見立て」を利用して、特徴のある景色を作ることができます。

景色を作り込んでみる

 旅行先で見たあの景色。写真で見返すだけでなく、『A列車で行こうExp.+』を使えば再現可能です。また、『A列車で行こうExp.+』には鎌倉や大阪の梅田など、実在の観光地6都市を再現したマップ「A列車紀行」が収録されています。

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函館山からの夜景。シナリオは「函館の女」(画像:アートディンク)。

 函館のマップでは、有名な函館山からの夜景を再現。実際の街に合わせて雑居ビルや住宅を並べると、夜景が地味になってしまうため、デジタルサイネージやビルなど、色数の多い華やかな繁華街を集中的に作り込んだそうです。

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五稜郭。シナリオは「函館の女」(画像:アートディンク)。

 五稜郭もこの通り。函館マップは、ここまで北海道新幹線を延伸して、アクセスを便利にするシナリオです。

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脳内補完で城が建てられた金沢城公園。シナリオは「金沢市LRT計画」(画像:アートディンク)。

「何でもアリ」は妄想鉄道だけではありません。脳内補完で、金沢城公園のなかに城を建てられます。ここから発展させ、「架空都市」を作っても面白いかもしれません。

 また、俯瞰で列車を追いかけたり、列車内からの車窓を眺めたりするモードもあります。

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「プレイステーション4(PS4)」専用ソフト『A列車で行こうExp.+』のパッケージ(画像:アートディンク)。

『A列車で行こうExp.+』は2019年11月14日(木)に発売。「プレイステーション4(PS4)」専用ソフトで、価格は7800円(税別)です。また早期封入特典として、『A列車で行こうExp.+ 攻略サポートガイド』(なくなり次第終了)が付属します。

 なお、すでに『A列車で行こうExp.』を持っている人向けには、新規車両など「+」部分のみを追加したバージョンアップキット(税別3200円)も同日に発売されます。

●『A列車で行こうExp.+』ウェブサイト

【了】

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