先頭だけの鉄道模型「ファーストカーミュージアム」どう使う? 編集部はこうだ〈PR〉

トミーテックが発売した新機軸の鉄道模型「ファーストカーミュージアム」。編成を再現する従来の模型とは違い、先頭車1両だけの単品販売になっています。「1両だけ」だからこそできる、これまでとは違った楽しみ方をいろいろ試してみました。

「ひとつのこと」に特化した鉄道模型

 トミーテックが2019年7月26日(金)、鉄道模型ブランド「TOMIX(トミックス)」から新シリーズ「FIRST CAR MUSEUM(ファーストカーミュージアム)」を発売します。

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様々なインテリアとともに「ファーストカーミュージアム」のE259系電車を飾った様子(画像:トミーテック)。

 従来の鉄道模型は基本的に「編成を組むこと」を前提としていましたが、この「ファーストカーミュージアム」は先頭車1両だけの単体販売で、動力はありません。「観賞」に特化したNゲージサイズの模型です。

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職場のデスクに「ファーストカーミュージアム」(画像:トミーテック)。

「1両だけの模型なので場所を取らず、お好きなところに置けます。デスク、家の玄関、会社の受付でも良いかもしれません」

 このように話すのは、トミーテック マーケティング統括室企画1課の栗原 徹さん。精巧につくられたNゲージで、インテリアとしても映え、ジオラマのなかを走らせる従来型の鉄道模型とは、ひと味違った楽しみ方があるといいます。

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子ども部屋のおもちゃと一緒に「ファーストカーミュージアム」(2019年7月、乗りものニュース編集部撮影)。

 この「1両だけの鉄道模型」を渡されたらどう使うか、乗りものニュース編集部員に聞きました。

「走る列車の窓辺に置いたら、流れる風景のなかを列車が走っている感じで写真が撮れる
のでは?」

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列車の窓辺に置いてみた(2019年7月、乗りものニュース編集部撮影)。

「富士山の写真の前に模型を置いて、東海道新幹線っぽい情景を再現したい」

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富士山をバックに走るN700A、なんてことも(2019年7月、乗りものニュース編集部撮影 )。

「狭い路地や塀の上に置いてみたら、都市の鉄道っぽいかも」

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家の塀の上に置いてみる(2019年7月、乗りものニュース編集部撮影)。

「ペットやぬいぐるみと一緒に撮るのもいいね。ペットだったら大きさの対比が際立って
面白そう」

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大きなぬいぐるみが怪獣っぽい(2019年7月、乗りものニュース編集部撮影)。

その発想はなかった… 鉄道模型に詳しくない女子社員にも聞いてみた!

 鉄道模型に詳しくない、乗りものニュース編集部員以外の自社社員にも聞いてみ
ました。

「小さいから、ハンドバッグから車両がちょっと見えている感じでもオシャレだよね」

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ハンドバッグから覗かせてみる(2019年7月、乗りものニュース編集部撮影)。

「外国の風景をバックにすると面白そう。日本の新幹線がドイツに、みたいな」

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ドイツの風景は難しいので、アムステルダム中央駅を参考にしたともいわれる東京駅をバックに(2019年7月、乗りものニュース編集部撮影)。

「タピオカドリンクとか、インスタ映えする食べ物や飲み物といっしょに写真を撮ってみたい!」

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タピオカドリンクと一緒に(2019年7月、乗りものニュース編集部撮影)。

 なお、商品には線路パーツも付属しているほか、車両をそこへ設置しやすくするためのストッパーがついているので、セッティングも容易なうえ、多少の傾斜では転がり落ちません。

「鉄道模型といえど、フィギュアのような感覚で楽しめます。たとえば怪獣のおもちゃの後ろに置いても、ストーリーが生まれますね」と、トミーテックの栗原さんは話します。様々な場所へ持ち出して、自分だけの情景を楽しんでみるのも良いかもしれません。

「日本みやげ」にもなっている鉄道模型

 夫が鉄道模型をコレクションしているという女子社員からは、「模型は車両が増えるほど部屋が狭くなってしまって……。でも、1両だけならオシャレに飾れますね。むしろ私が夫の誕生日にプレゼントしてもいいかな」という声も聞かれました。

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本棚の一角に並べてもいい(画像:トミーテック)。

「鉄道模型というと、たくさんの車両やストラクチャー(情景パーツ)を集め、それなりのお金と場所が必要な“敷居の高い”趣味というイメージがありました」(トミーテック 栗原 徹さん)

 その敷居を下げたいという思いで、「ファーストカーミュージアム」を開発したそうです。

 また日本の鉄道模型はその精巧さから、近年は外国人がお土産に買っていくケースもあるとのこと。そこで、より手軽なお土産として「ファーストカーミュージアム」を勧めたい意図もあるといいます。

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ロゴも実車同様、細かく再現されている(画像:トミーテック)。

「『小さいのにすごいね!』と言われるように作りました。車両の造形や塗装に加え、車体に書かれた車両番号やロゴなども緻密に再現しています。走行するための動力はありませんが、ヘッドライトやテールライトも光ります」(トミーテック 栗原 徹さん)

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ヘッドライトやテールライト、行先表示器も光る(画像:トミーテック)。

「ファーストカーミュージアム」第1弾のラインナップは次のとおり。車両は8種類、メーカー希望小売価格は各3400円(税別)です。

・JR E5系はやぶさ
・JR E6系こまち
・JR E235系山手線
・JR E259系成田エクスプレス
・JR 300系のぞみ
・JR N700Aのぞみ
・JR W7系かがやき
・JR 323系大阪環状線

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「ファーストカーミュージアム」第1弾のラインナップ(画像:トミーテック)。

「広く知られている車両を、地域を限定しないように選びました。例えば『E5系はやぶさ』はお子さんにも人気、『300系のぞみ』は懐かしく、『E259系成田エクスプレス』は外国の方が成田空港から乗ってきたかもしれません。身近に走っている車両を選んでもらえればいいと思います」(トミーテック 栗原 徹さん)

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トミーテック マーケティング統括室企画1課 栗原 徹さん(2019年6月27日、大藤碩哉撮影)。

「『ファーストカーミュージアム』で、鉄道模型の楽しさをまず気軽に知ってもらい、興味を持たれた方には、従来の鉄道模型で編成やジオラマを楽しんでいただければ幸いです」と、トミーテックの栗原さんは話します。

●「ファーストカーミュージアム」ウェブサイト
https://www.tomytec.co.jp/tomix/firstcarmuseum.html

【了】

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