この電車、もうすぐ登場20年に見える? JR九州の885系、一度は乗りたいワケ〈PR〉
特急「かもめ」「ソニック」に使われている、JR九州の885系特急形電車。鉄道に興味を持っている人はもちろんですが、そうでない人も一度は乗ってみてほしい車両です。まもなく登場20年ですが、まだまだ強い存在感があります。
長崎から駅弁と885系特急「かもめ」の旅
この電車が、デビューから20年近いこと。あまりピンとこないです。
JR九州の885系特急形電車。2000(平成12)年3月11日に、博多~長崎間を結ぶ特急「かもめ」として営業運転を開始してから、まもなく丸19年になります。2001(平成13)年からは、博多と大分方面を結ぶ特急「ソニック」でも活躍を始めました。
多くの人がマイカーで移動している状況に対し、まず「鉄道はいいよ!」と思ってもらわねばならなかった、分割民営化(1987年4月)後のJR九州。そこで生まれてきた、個性的な車両たち。
なかでもこの885系は、登場当時はもちろん、20年近くを経たいまなお、強い存在感を放っているように感じます。
「つややかな白い車体」に「黒い窓」というハッキリしたビジュアル、「みんなが思っている『鉄道』のイメージとはちょっと違うよ? 乗ってみない?」というところから生まれたことが、そうたらしめているのでしょうか。
車内も「典型的な電車のイメージ」とは、いまなお違ったものだと思います。
登場から20年近くも経過しているため、車内には相応の劣化も見られます。「やっぱり、20年近くたっているんだなぁ……」と実感しますが、「20年近いとは思えないなぁ……」とも思ったことを考えると、不思議な感覚でした。
885系は、車体を傾けることにより遠心力を減らし、乗り心地を維持したまま高いスピードでカーブを通過できるようにする振り子装置を搭載。傾いた風景が、窓の外に流れて行きます。
私(恵 知仁:鉄道ライター)は、この「885系」という電車、「鉄道」に多少なりとも興味がある人はもちろんですが、そうでない人にもぜひ一度、乗ってもらいたい車両だと思っています。
「鉄道」に興味を持ってもらいたいところから生まれた、「電車にはこんな形、楽しさ、可能性もあるんだよ」を具現化したJR九州の在来線特急車両。そのひとつの集大成だからです。
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なお、時刻表に「『白いかもめ』で運転」と書かれているのが、この885系を使う特急「かもめ」です。
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【了】
Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)
鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。