新時代の「軍用垂直離着陸機」米防衛企業が開発表明! 協業パートナーに選んだのは意外な新興企業

アメリカの防衛企業であるL3ハリステクノロジーズは防衛用途向けの新型航空機の開発に着手したと発表しました。

ガスタービンとモーターのハイブリッド機

 アメリカの防衛企業であるL3ハリステクノロジーズは2025年8月1日、空飛ぶクルマの開発で知られるジョビー・アビエーションと共同で、防衛用途向けの新型航空機の開発に着手したと発表しました。

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L3ハリステクノロジーズが構想する防衛用途向けの新型航空機、機首部分のイメージ(画像:L3ハリステクノロジーズ)

 開発が想定されているのは、ガスタービン・ハイブリッド型の垂直離着陸機(VTOL)で、ガスタービンエンジンで発電し、その電力を使ってモーターを駆動し、プロペラを回し飛行する仕組みです。

 この方式では、バッテリーを組み合わせることで、エンジン単体やバッテリー単体よりも航続距離を延ばすことができ、さらに電動制御によりAIによる自律飛行にも適しています。また、バッテリーのみでの飛行時には静音性が高く、隠密性の高い任務にも適しています。

 L3ハリスとジョビー・アビエーションは、この機体を、有人・無人の両方で運用可能な「選択的操縦機能」を備えた柔軟な設計とすることを想定しています。

 なお、L3ハリスはこの協業について、「ジョビー・アビエーションの商用機開発や製造の強みと、L3ハリスのセンサー、通信、協調的自律性といった軍用システムを組み合わせるものだ」と説明しています。

 機体はすでに開発が進められており、飛行試験は今秋に開始される予定です。2026年には政府主催の演習で、実際の運用を想定したデモンストレーションも計画されています。

【画像】え、結構シンプル? これがハイブリッド型の垂直離着陸機です

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