渋谷~代官山に「廃駅」があった!? 東急東横線の地下化10年 地上時代の記録 読み込み中... 拡大画像 並木橋駅跡。高架橋の縁が一段盛り上がっている部分にホームがあった。ビル管理者の特別許可を得て撮影(2013年3月、吉永陽一撮影)。 拡大画像 渋谷駅を発車する横浜高速鉄道Y500系。高架橋は渋谷川に沿い、場所によっては高架橋側面がよく観察できた。高架下は事務所や倉庫になっている(吉永陽一撮影)。 拡大画像 渋谷駅の代官山寄り高架橋を仰ぎ見る。路地裏という雰囲気が色濃く残っていた場所で、雑居ビルや居酒屋が軒を連ねていた(吉永陽一撮影)。 拡大画像 高架支柱の曲線が美しく、昭和初期の建築だと再認識させられた。この支柱は架線柱の土台も兼ねていたらしい(吉永陽一撮影)。 拡大画像 渋谷駅ホーム端部分は東横百貨店の搬入口となっていた。左手の高架橋部分は貨物ホームがあった名残り(吉永陽一撮影)。 拡大画像 高架区間を走る東横線と渋谷川。渋谷駅前の歩道橋から望遠レンズで狙うことができ、雑居ビル群の合間を縫う線路を観察できた(吉永陽一撮影)。 拡大画像 東横線の渋谷~代官山間は、山手線などを行き交う電車を真下に望みながら交差するのが日常であったが、それも2013年3月15日限りで終了し、鉄橋を渡るにぎやかな走行音は消えた(2012年6月、吉永陽一撮影)。 拡大画像 トラス橋付近の曲線部分。高架橋撤去工事の準備が始まり、足場が組まれる直前。戦前製のRC造の堅牢なつくりに目がいくとともに、表面のモルタルを吹いたような仕上げが気になった(吉永陽一撮影)。 拡大画像 高架橋には支柱間に番号が振られていた。渋谷駅側から続いていており、トラス橋に近いこの場所は86番目の支柱間となる(吉永陽一撮影)。 拡大画像 並木橋を過ぎて渋谷川と別れてカーブする直前。撤去準備工事によって高架橋が物々しい雰囲気となっていた。写真の9000系は東横線地下化と共に大井町線へ転属した(吉永陽一撮影)。 拡大画像 意外と知られていないかもしれないが、沿線には渋谷区が管理する家庭菜園施設があった。都会の中のオアシスである(吉永陽一撮影)。 拡大画像 渋谷駅にはメインの正面口のほかに南口があり、JR改札口と並んでいた。東西を突き抜ける自由通路に改札口が面していた(吉永陽一撮影)。 拡大画像 南口改札口は「東横のれん街」の真正面にあり、買い物してから乗車するのに便利であったが、自由通路を行き交う人々と動線が絡み合うことも多々あった(吉永陽一撮影)。 拡大画像 渋谷駅南口改札内の光景。降車専用と乗車専用階段が分離し、中央部はトイレになっていた。3月15日は行き交う人も足を止めて記念撮影する姿が目立った(吉永陽一撮影)。 拡大画像 4番線隣の降車ホーム階段から南口コンコース方向を見る。10年が経過し、毎日のように利用していた階段の記憶も曖昧となってきた(吉永陽一撮影)。 拡大画像 渋谷駅ホーム先端は狭い。8両編成がギリギリ停車できる長さであり、ホーム幅は人が1人立てるほど。屋根もなかった(吉永陽一撮影)。 拡大画像 渋谷駅正面口の光景。朝のラッシュ時であったが、最終日のため通勤通学者は足を止めて写真撮影する光景も見られた。右端は列車発車案内表示モニター(吉永陽一撮影)。 拡大画像 レンズの圧縮効果により大混雑する渋谷駅のように見えるが、実際は普通に歩ける間隔であった。ただし列車にレンズを向ける姿が目立った(吉永陽一撮影)。 拡大画像 渋谷駅へ進入する東京メトロ7000系。高架下は倉庫や事務所となっていた。普段は見向きしない人々も、この日だけは電車を見上げていた(吉永陽一撮影)。 拡大画像 渋谷駅を発車する東京メトロ7000系。高架橋の右手は貨物ホームのあった場所。この場所は現在「渋谷ストリーム」である。ビル管理者の許可を得て撮影(吉永陽一撮影)。 拡大画像 地上時代最終日の夜。高架橋は解体工事のために防音壁で巻かれて物々しい雰囲気であった(吉永陽一撮影)。 拡大画像 東横線渋谷駅(左側)とJR埼京線の線路(右側)の隙間は高架下のバックヤード然としていた。デパート納入業者のトラックが絶え間なく行き来した場所であった(吉永陽一撮影)。 拡大画像 渋谷駅から並木橋までの高架橋には、1本だけ木製電柱が残されていた。電柱としての役割は終えていたが、東横線と街並みの推移を見つめてきた遺物だ(吉永陽一撮影)。 拡大画像 並木橋。旧並木橋駅は右手にあった。手前の小さな橋のほうが古来より存在した鎌倉道だという。9000系の特急 元町・中華街行きが高架橋を駆けていく(吉永陽一撮影)。 拡大画像 地上駅の最終日。数か月前から運用に入った東京メトロ7000系の急行 菊名行きが発車する。カマボコ屋根内側の装飾も今となっては思い出だ(2013年3月、吉永陽一撮影)。 拡大画像 山手線を渡る橋梁はポニーワーレントラス。1927年の開通と共に架橋された。東横線は比較的低速でここを通過していった。撤去作業の際は、準備工事の後に一晩でトラス橋を横方向へスライドした(2012年6月、吉永陽一撮影)。 拡大画像 2本のレールが埋め込まれている「渋谷ストリーム」の通路(2018年9月、草町義和撮影)。 テーマ特集「【特集】消えていく面影、今も走れる…鉄道の「廃線」どこにある?」へ この画像の記事を読む