なぜ首都高は「予防的通行止め」を行うのか? 雪など自然災害との闘いを補修基地で聞いた! 100万台の命を守るインフラの舞台裏とは〈PR〉 読み込み中... 基地内にある規制用の道路標識。高速道路サイズなので一般道のものと比べても大きい(土居凌祐撮影) 基地内にある規制用の道路標識。高速道路サイズなので一般道のものと比べても大きい(土居凌祐撮影) 基地内にある規制用の道路標識。高速道路サイズなので一般道のものと比べても大きい(土居凌祐撮影) 24時間体制で稼働する補修基地。深夜でも明かりが消えることはなく、常に複数の作業員が「万が一」の事態に備えて目を光らせている(土居凌祐撮影) 24時間体制で稼働する補修基地。深夜でも明かりが消えることはなく、常に複数の作業員が「万が一」の事態に備えて目を光らせている(土居凌祐撮影) 今回の取材を通じて見えたのは、システムだけでなく「人の熱意」で守られている首都高の姿だった。安全・安心は、彼らが日々続ける努力の結晶だ(土居凌祐撮影) 今回の取材を通じて見えたのは、システムだけでなく「人の熱意」で守られている首都高の姿だった。安全・安心は、彼らが日々続ける努力の結晶だ(土居凌祐撮影) 24時間体制で稼働する補修基地。深夜でも明かりが消えることはなく、常に複数の作業員が「万が一」の事態に備えて目を光らせている(土居凌祐撮影) 24時間体制で稼働する補修基地。深夜でも明かりが消えることはなく、常に複数の作業員が「万が一」の事態に備えて目を光らせている(土居凌祐撮影) 高架橋の真下に位置する生麦補修基地。今回は動画でも基地を取材した。画像に写るのは首都高メンテナンス神奈川株式会社の豊田恵介氏(右)(土居凌祐撮影) 高架橋の真下に位置する生麦補修基地。今回は動画でも基地を取材した。画像に写るのは首都高メンテナンス神奈川株式会社の豊田恵介氏(左)とがみ氏(右)(土居凌祐撮影) 高架橋の真下に位置する生麦補修基地。今回は動画でも基地を取材した。画像に写るのは首都高メンテナンス神奈川株式会社の豊田恵介氏(左)とがみ氏(右)(土居凌祐撮影) 高架橋の真下に位置する生麦補修基地。巨大なコンクリートの柱に囲まれた空間は、秘密基地のような独特の雰囲気を醸し出している(土居凌祐撮影) 交通系YouTuberの「がみ」氏。普段は鉄道関連の動画をメインに公開しているが、ここ最近はクルマ系にも夢中という。今日は首都高の防災対策について現場リポートをしていただく(土居凌祐撮影) 車線規制案内などを表示するための作業車。規制箇所の最後尾に配置されるため、衝突事故に備えて車両後部に大きなバンパーを備えている(土居凌祐撮影) 車線規制案内などを表示するための作業車。規制箇所の最後尾に配置されるため、衝突事故に備えて車両後部に大きなバンパーを備えている(土居凌祐撮影) 車線規制案内などを表示するための作業車。幕を回転させて図柄を変更する。その他、LED表示機も備わっている(土居凌祐撮影) 車線規制案内などを表示するための作業車。幕を回転させて図柄を変更する。その他、LED表示機も備わっている(土居凌祐撮影) 車線規制案内などを表示するための作業車。規制箇所の最後尾に配置されるため、衝突事故に備えて車両後部に大きなバンパーを備えている(土居凌祐撮影) 車線規制案内などを表示するための作業車。規制箇所の最後尾に配置されるため、衝突事故に備えて車両後部に大きなバンパーを備えている(土居凌祐撮影) 首都高の雪対策における「切り札」である大型の塩水散布車。雪が積もる前に路面を塩水でコーティングし、凍結という見えない敵を未然に封じ込める(土居凌祐撮影) 首都高の雪対策における「切り札」である大型の塩水散布車。雪が積もる前に路面を塩水でコーティングし、凍結という見えない敵を未然に封じ込める(土居凌祐撮影) 首都高の雪対策における「切り札」である大型の塩水散布車。雪が積もる前に路面を塩水でコーティングし、凍結という見えない敵を未然に封じ込める(土居凌祐撮影) 首都高の雪対策における「切り札」である大型の塩水散布車。雪が積もる前に路面を塩水でコーティングし、凍結という見えない敵を未然に封じ込める(土居凌祐撮影) 塩水散布車の巨大なタンクに搭載されているのは、濃度約20%の高濃度塩水だ。これを路面に均一に散布することで、積雪や凍結を抑える(土居凌祐撮影) 塩水散布車の巨大なタンクに搭載されているのは、濃度約20%の高濃度塩水だ。これを路面に均一に散布することで、積雪や凍結を抑える(土居凌祐撮影) 高濃度塩水の積載量は目盛りで表示されている(土居凌祐撮影) 首都高の雪対策における「切り札」である大型の塩水散布車。雪が積もる前に路面を塩水でコーティングし、凍結という見えない敵を未然に封じ込める(土居凌祐撮影) 補修基地において塩水散布車の説明を興味深く聞くがみ氏。こうした車両や人による災害に対する備えが、首都高を強靭にする(土居凌祐撮影) 補修基地において塩水散布車の説明を興味深く聞くがみ氏。こうした車両や人による災害に対する備えが、首都高を強靭(きょうじん)にする(土居凌祐撮影) 塩水散布車の巨大なタンクに搭載されているのは、濃度約20%の高濃度塩水だ。これを路面に均一に散布することで、積雪や凍結を抑える(土居凌祐撮影) 塩水散布車の運転席(土居凌祐撮影) 塩水散布車の散布ノズルなどを操作するスイッチパネル。助手席に乗る作業員が操作する(土居凌祐撮影) 塩水散布車の散布ノズルなどを操作するスイッチパネル。助手席に乗る作業員が操作する(土居凌祐撮影) 塩水散布車の散布ノズルなどを操作するスイッチパネル。助手席に乗る作業員が操作する(土居凌祐撮影) ここが塩水を作る塩水プラントだ。この塩水プラント内に鎮座する袋は1つで1t!その中身は全て塩だ。その圧倒的なボリューム感にがみ氏も思わず息をのむ ここが塩水を作る塩水プラントだ。この塩水プラント内に鎮座する袋は1つで1t!その中身は全て塩だ。その圧倒的なボリューム感にがみ氏も思わず息をのむ ここが塩水を作る塩水プラントだ。この塩水プラント内に鎮座する袋は1つで1t!その中身は全て塩だ。その圧倒的なボリューム感にがみ氏も思わず息をのむ ここが塩水を作る塩水プラントだ。この塩水プラント内に鎮座する袋は1つで1t!その中身は全て塩だ。その圧倒的なボリューム感にがみ氏も思わず息をのむ 塩水プラントでは、高い位置からタンクに塩を流し入れる。タンク内で塩は水とかき混ぜられ、塩水が生成される(土居凌祐撮影) 塩水プラントでは、高い位置からタンクに塩を流し入れる。タンク内で塩は水とかき混ぜられ、塩水が生成される(土居凌祐撮影) 塩水プラントの心臓部とも言えるポンプや配管といったシステム。ここで塩水を製造し、塩水散布車へ給水する(土居凌祐撮影) 塩水プラントでは、高い位置からタンクに塩を流し入れる。タンク内で塩は水とかき混ぜられ、塩水が生成される(土居凌祐撮影) 「首都高は雪に弱い?」。ちまたにあるその疑問を、がみ氏が長岡課長に直球でぶつける。返ってきたのは、都市高速ゆえの「構造的な宿命」という答えだった(土居凌祐撮影) 首都高の長岡秀彦防災対策課長(左)とがみ氏。プロフェッショナルの言葉に、取材の緊張感が高まる(土居凌祐撮影) インタビュー中、何度も出てきたのは「命の道を守る」という言葉。それは単なるスローガンではなく、24時間365日休みなく続く、首都高の闘いそのものだ(土居凌祐撮影) 「緊急交通路」を確保するためには、現場の努力だけでなく、お客さまの落ち着いた対応が不可欠。長岡課長は、その「共助」の必要性を強く訴えた(土居凌祐撮影) 手ぶりを交えて熱く語る長岡課長。災害対策の話になると表情が引き締まる。「命の道を守る」という覚悟が、その言葉の端々から伝わってきた(土居凌祐撮影) 「知ることで、守れる命がある」。がみ氏の取材は、特殊車両の紹介から始まり、最後は私たち利用者が災害時にどうあるべきかという、大切な教訓にたどり着いた(土居凌祐撮影) 橋桁同士の継ぎ目である「伸縮継手」の補修を行っている様子。ここはクルマの重みが直接かかるため、橋の中でも特に傷みやすい箇所のひとつ(画像:首都高速道路) 「ゲリラ豪雨」の爪痕。短時間での記録的な降雨は、設計上の排水能力を超え、アスファルトの上に深い水たまりを出現させてしまう(画像:首都高速道路) 橋脚に鎮座する巨大な制震デバイス。地震の激しい揺れを吸収・減衰させ、橋脚そのものにかかるダメージを最小限に抑える「衝撃吸収材」の役割を果たす。写っている大きなチェーンは、地震の際に橋脚から橋桁が落下しないようにするためのものだ(画像:首都高速道路) 高速道路の裏側、コンクリート床版に亀甲状のひび割れが発生している様子。床版は常に大型車の重みで「しなり」を繰り返している(画像:首都高速道路) 地震による段差発生時に使用される「段差修正材」を展開する様子(画像:首都高速道路) 道路啓開によって確保されたルートをパトロールカーが慎重に走る(画像:首都高速道路) 首都高の除雪は、かき集めた雪を1台ずつダンプカーに積み込む「排雪」が基本。路肩に雪を置いておけない都市高速ならではの、根気の要る作業だ(画像:首都高速道路) 「予防的通行止め」は、渋滞の中での車両滞留を未然に防ぐ。ドライバーの健康被害や、燃料切れによる二次災害を食い止めるための防波堤だ(画像:首都高速道路) 夜間も途切れることのないクルマの流れ。24時間休むことなく機能し続ける首都高は、他の高速道路と接続し、広域ネットワークの中枢を担っている。1か所でも止まれば、その影響は東日本全域に及ぶほどの重要度を持つ(画像:首都高速道路) 首都高への入口が封鎖され、都市の動脈が一時的に活動を停止する。しかし、この「計画的な停止」があるからこそ、首都高は雪に負けることなく、最短時間で再び人々の暮らしを支え始めることができる(画像:首都高速道路) 首都高の多くは一般道の上に建設された二層構造だ。そのため、路肩から雪を押し出すことは、階下の道路への落雪事故に直結する。この構造的制約が排雪を困難にしている(土居凌祐撮影) この画像の記事を読む