スケスケエレベーターで深さ83m「リニアの穴」に潜ってみた 中央新幹線名城非常口

JR東海が建設を進めているリニア中央新幹線。名古屋城近くに「地中連続壁工法」建設中である、深さ約83.5mもの「名城非常口」の底へ、スケスケのエレベーターに乗って降りてきました。

この記事の目次

・かつての名古屋城三之丸内に「リニアの穴」

・全長およそ34.2kmの「第一中京圏トンネル」

・両方向にシールドマシンが発進

・「地中連続壁工法」

・地下水の噴出などで遅れている工事 開業への影響は?

・工事現場に「金のシャチホコ」

・望遠レンズと広角レンズでこれだけ違う

・スケスケエレベーター

・組まれていた半円形の鉄筋 そこにリニアが

・豆腐のようなもの 大小2種類

・弧を描く地上の鉄骨

【画像枚数】全26枚

かつての名古屋城三之丸内に「リニアの穴」

 JR東海が進めている、リニア中央新幹線の工事。名古屋城の天守近くでも、「名城非常口」(名古屋市中区三の丸)の工事が進行中です。2020年11月12日(木)、その様子を取材してきました。

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リニア中央新幹線の名城非常口建設現場(2020年11月12日、恵 知仁撮影)。

 名城非常口があるのは、名古屋城天守の南南東。かつてその三之丸内だった、現在は愛知県警本部や名古屋法務局といった官公庁が立ち並ぶ地域の一角です。以前は名城東小公園だった場所とのこと。

全長およそ34.2kmの「第一中京圏トンネル」

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Writer:

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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