「安すぎるタイヤチェーン」の落とし穴 ネットに溢れる粗悪品の実態 日本メーカー苦慮

インターネットの通販サイトで、タイヤチェーンの偽物が横行していることから、メーカーが注意を呼び掛けています。正規品の名をかたったものだけでなく、その機能を全く果たさないものも。やけに安い商品は注意が必要です。

とても使えるシロモノではない…雪道で困るのはユーザー自身

 カーメイトによると、安価なタイヤチェーンの多くは、その価格からしても中国製と考えられるそうです。同社は、自社製品の類似品に限らず、このような製品を様々取り寄せてテストしているといいます。

「中国製の安価な製品の多くは、タイヤとのサイズのマッチングが難しかったり、取り付けても緩くてダボダボだったりします。取り付けて10km/hで走って3度旋回したら切れた、あるいはスパイクピンが飛んでいったものもあります。なかには、ホイールの穴を通して巻き付けるタイプのものがありますが、ホイールの種類によっては取り付けられませんから、そもそも製品としてあり得ません」(カーメイト)

 今回、数々の製品のテスト結果を見せてもらいましたが、そもそもどう取り付けるのか、といった製品も少なくないようです。カーメイトとしても、チェーンとタイヤのマッチングはかなり苦労するポイントで、数百種類のタイヤでテストしながら製品を開発しているそうですが、「たぶん、こんなものだろう」くらいで作ったのではないか、と思えるものが見受けられるといいます。

 というのも、「そもそも中国にはタイヤチェーンを使う文化がありません」とのこと。この点は、同社がタイヤチェーンを中国で売れない理由にもつながるそうです。つまりタイヤチェーンの未経験者が、見よう見まねで作っているものが、日本で多く流通していることが伺えます。

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「バイアスロン クイックイージー」はロック機構の締め付けにハンドルを使う。粗悪品はこのハンドルのツメが折れてしまうものも(画像:カーメイト)。

 ネット通販サイトにおけるタイヤチェーンの売れ筋や人気商品は、こうした中国製の安価な製品や、スプレータイプの滑り止めなど、簡易的なものだといいます。その背景についてカーメイトは、雪に対する認識の甘い非降雪エリアの人が、「スプレーや安いもので十分」と考えて購入するケースが多いからだと分析しています。「実際に雪道で困るのはお客様」とのこと。

 なお、「一般的なカー用品店で売られているものならば、まず安全」ということです。

【了】

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コメント

4件のコメント

  1. 安物に群がる貧乏人がいつも損をするだけ

  2. どうもほかを貶めるのは好かんのよね

    言い方もトゲトゲしい困るのは客だって

    広報変えたほうがええんちゃうん ひととしてのいやらしさが文から伝わってくるんやけども

  3. こんな記事が出てくるのも、みんな貧乏のせい…。

  4. この手の製品を使用しました、とYou Tubeに投稿されている物もありますね。ホイールの穴に通して取り付ける物。実際に走る事が可能。タイヤ幅のみでインチ数が無い。ベルト締め付けだから加減速時の強度や耐久性に問題ありますね。緊急時の脱出用と考えたほうが無難ですね。それでも少し不安ですが。

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