2駅を使い乗り換える工夫 香港の地下鉄(MTR)「乗り換えで迷った」ほぼ聞かないワケ

香港の地下鉄(MTR)では、「乗り換えで迷った」という話をほとんど聞きません。その背景には、工夫された乗り換え方法があります。2駅を使って簡単に乗り換えられるようにもされています。

この記事の主な内容

・他路線との乗り換えは基本的に島式ホーム反対側に行くだけの香港

・エリート官僚養成で効率的な路線敷設計画を作成

・基本的に最大で2路線まで

・2つの駅を利用して手軽に乗り換えできるよう工夫された香港

・ほとんど聞いたことがない「乗り換えで迷った」

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他路線との乗り換えは基本的に島式ホーム反対側に行くだけの香港

 大都市圏、とくに東京と大阪の鉄道網は高度に発達しています。ただ、利便性を考慮した結果、路線網が複雑になり、乗り換えに迷ってしまうことがあります。当該地域に住んでいる人が迷うのですから、地方から来た人や外国人観光客が「迷子」になることは必然かもしれません。

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同じプラットホームに異なる路線が入ってくる香港(武田信晃撮影)。

 香港の地下鉄(MTR)では、島式プラットホームの反対側行けば乗り換えが自動的にできるように設計されています。

エリート官僚養成で効率的な路線敷設計画を作成

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Writer:

新聞記者、編集者として勤務した後、フリーランスのジャーナリストとして独立。香港と日本の政治・経済、社会などを中心取材するほか、国内外で行われているスポーツについても取材・執筆をしている。

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