【空から撮った鉄道】春うららかな房総半島の私鉄2 いすみ鉄道

前回は、小湊鐵道「里山トロッコ」を養老渓谷駅至近の“石神菜の花畑”で撮影しました。今回は続きとして、いすみ鉄道の看板列車「キハ52形+キハ28形急行列車」などを追います。

この記事の目次

・上総中野駅は後回し

・急行列車を追いかける

・通常の列車の撮影も怠ることなく

・上総中野駅へショートカット

【画像枚数】17枚

上総中野駅は後回し

 小湊鐵道の「里山トロッコ号」を撮影したあと、小湊鐵道といすみ鉄道の接続駅である上総中野駅は後回しにします。養老渓谷駅手前の菜の花畑からダイレクトに真っ直ぐ東進すると、だいたい3分ほどでいすみ鉄道の大多喜駅へ至ります。行く手に高い山はないので、高度もそんなに上げずに済みました。もし高い山がある場合は、グルグルと旋回しながら高度を上げねばならず、それだけでロス時間となります。

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首都圏色のキハ52形と国鉄急行色のキハ28形による急行列車が大多喜~小谷松間を行く(2018年4月1日、吉永陽一撮影)。

 少々急いだのは、いすみ鉄道のキハ52形+キハ28形の急行列車が大多喜駅を発車する時間だったからです。真っ直ぐ進めば、小谷松駅付近で捉えられるはず。前方の夷隅川を注視すると、首都圏色(通称:タラコ色)を纏うキハ52形が夷隅川を渡る前でした。現在のキハ52形はツートンカラーへ塗り替えられており、タラコ色の空撮は貴重なものとなりました。私が生まれた時から一般気動車はこの色が主流だったので、ツートンカラーよりもタラコ色のほうが懐かしく親しみやすいです。

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上の写真を撮影する直前、キハ52形+キハ28形は第五夷隅川橋梁を渡る(2018年4月1日、吉永陽一撮影)。

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Writer:

1977年、東京都生まれ。大阪芸術大学写真学科卒業後、建築模型製作会社スタッフを経て空撮会社へ。フリーランスとして空撮のキャリアを積む。10数年前から長年の憧れであった鉄道空撮に取り組み、2011年の初個展「空鉄(そらてつ)」を皮切りに、個展や書籍などで数々の空撮鉄道写真を発表。「空鉄」で注目を集め、鉄道空撮はライフワークとしている。空撮はもとより旅や鉄道などの紀行取材も行い、陸空で活躍。日本写真家協会(JPS)正会員、日本鉄道写真作家協会(JRPS)会員。

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