ロシアンリムジン アウルス「セナート」タタールスタンで大規模生産スタート
2019年のG20サミットでは日本国内にも持ち込まれました。
国家の威信をかけた自動車ブランド「アウルス」
ロシア政府は2021年5月31日(月)、ロシア連邦域内のタタールスタン共和国で、国産車「アウルス」の連続生産開始を祝う式典が行われたと発表しました。
アウルスは同国のプーチン大統領肝いりで誕生したオリジナルの自動車ブランドで、まずは大統領専用車などの開発が行われ、2018年5月7日に開催されたプーチン大統領4期目の就任式典で、国産の高級リムジンとしてアウルス「セナート」が披露されています。
アウルスの生産ラインが本格稼働を始めたことで、ロシア政府は自国の自動車産業および経済界にとって重要な節目を迎えたとしています。2021年5月末時点で、アウルスには4輪車15モデル、二輪車2モデルがあり、これらを生産するために50以上のロシア企業がかかわっているとのこと。
なお、アウルスは今回の連続生産開始を祝う式典において、「セナート」ベースの水素燃料自動車も披露しています。
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