国道3号「博多バイパス立体化」本格着手へ 空港付近の"超渋滞エリア"調査設計がスタート

博多~福岡空港の慢性的渋滞区間を高架で一気に抜けます。

2022年に事業化済みの計画

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渋滞が激しい国道3号(画像:国土交通省)。

 国土交通省 福岡国道事務所は2023年2月3日(金)、福岡市博多区の国道3号で計画されているバイパス高架橋「博多バイパス」の下臼井~空港口工区について、本格的に現地調査・設計へ着手すると発表しました。

 JR東側を走る国道3号の博多区内では、1日6万台にのぼる交通量があることから、下臼井交差点や新二又瀬橋交差点などを中心に慢性的な渋滞が発生。この区間を高架橋でまるごとバイパスする事業が、昨年の事業化をうけ、いよいよ実際の動きに入っていきます。

 現在は地上6車線になっている国道3号は、4車線の高架橋と、地上側道2車線×2の計8車線となります。下臼井交差点の手前から高架となり、空港口交差点の手前で一度地上に降りて、空港口交差点を再び高架でバイパスする計画です。事業費は300~360億円と試算されています。

 空港口交差点では、福岡高速3号線の延伸計画も動いています。国道3号を地下トンネルでバイパスし、福岡空港へ直結するものです。測量設計が始まっており、2023年度以降に工事が始まる予定です。

【了】

【国道3号「博多バイパス」の計画ルートを見る】

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