国道トンネル?岩だろコレ… 久留里線沿線に待ち受けていた“酷道”の罠 バイパスできれば回避?

バイパス開通後も“酷道”通るハメに?

 酷道区間を抜けた国道410号は、そのまま南へ山間部を抜け、鴨川市西部を経て房総半島の南端へと続いています。バイパス整備により圏央道と南房総のアクセスが強化され、新たな観光ルートが形成されることも期待されています。

 一方、久留里街道も県道24号の単独区間となると、やがてJR久留里線から離れ、国道410号の東側を並行する形で房総丘陵を貫き、鴨川市街地へ通じています。東京などからの鴨川行き高速バスはこちらのルートを通っているほか、途中には近年、“SNS映えスポット”として人気が急上昇した「濃溝の滝」などがあり、観光シーズンには渋滞も発生します。

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久留里街道、君津市大戸見旧名殿の国道410号分岐部(乗りものニュース編集部撮影)。

 今回、国道410号と県道24号を行き来するうえで、カーナビに案内されたルートが前出の“酷道”区間でした。ルートは他にもあるものの、「国道」のため優先的に案内されるのかもしれません。バイパスが開通すれば、この区間は国道から格下げされる可能性もありますが、付近で国道410号と県道24号を行き来する場合、どこかしらで細道を通るのは変わらなさそうです。

【了】

【え…エグすぎる…】国道410号“酷道区間”とバイパス(地図と写真で見る)

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