悲願の"広島市街スルー"着工秒読み!? 国道2号「西広島バイパス高架延伸」いよいよ工事準備開始へ
国道2号の高架バイパスがついに広島市中心部へ!
国道2号の高架バイパスが広島市中心部へ
国土交通省 広島国道事務所は2023年10月3日(火)、広島市内で整備を進めている「国道2号 西広島バイパス都心部延伸」についての詳細を公表しました。
混雑が著しい国道2号は高架バイパスの整備が進み、中心部西側では西広島バイパス、東側では新広島バイパスが開通しています。しかし肝心の市内中心部はまだ未整備で、平面交差点が連続して渋滞が慢性化しています。
いま高架があるのは、天満川を渡った先の新観音橋東爪まで。そこから、舟入町・加古町・市役所前を経て、京橋川手前の平野橋まで、今回延伸される計画です。
古くから事業化していましたが、2000年代初頭に広島市の財政難などが理由で中断。2016年には広島市が国へ事業再開を要望し、市議会も2018年に「早期共用を求める決議」を可決。再開への機運が高まっていました。
今回、地元説明会が開かれ、来年1月から「工事の影響有無を判断するための、事前の家屋調査」がスタートし、それから工事説明会、工事着手するとの発表がされています。
なお、着工してから完成までは、「7~8年かかる」とのこと。半世紀にわたる悲願の「都心スルー高架道路」がようやく実現に向かいます。
【了】
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