胴体長~い! JAL 20年ぶりの新国際線主力機、迫力の初飛行の様子とは? 年内にも就航の「A350-1000」
まさに「できたてホヤホヤ」な感じが伝わります!
10月23日に初飛行
JAL(日本航空)が年内にも導入を予定している次世代国際線フラッグシップ「エアバスA350-1000」。この実機が現地時間2023年10月23日にエアバス社の工場があるフランス・トゥールーズで初飛行に成功し、その様子が公開されています。
A350-1000は、JALの現在の国内線主力機「A350-900」の胴体延長タイプ。客室はファースト、ビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミーの4クラスで244席を設置。客室は全面的に刷新が図られており、ファーストとビジネスは世界初となるヘッドレスト内蔵スピーカーを導入し、ヘッドフォンを不要な仕様としたほか、JALでは初となる扉付きとすることで、プライバシー性を向上させています。また、全クラスに4Kモニター設置とBluetooth接続が可能な設備を備えるなど、従来のJAL国際線仕様機とは大きく異なる内装となっています。
航空機追跡サイト「フライトレーダー24」によると、A350-1000のJAL向け初号機「F-WZFM(JALが受領したあとはJA01WJに機番が変更される予定)」はトゥールーズ・ブラニャック国際空港を12時40分ごろに離陸。約3時間のフライトを経て、15時50分頃にブラニャック国際空港へ戻っています。JALでは公式YouTubeでこのフライトの離陸・着陸の様子を公開しており、迫力のあるフライトの様子を見ることができます。
A350-1000は、現在長距離国際線で運航されているボーイング777-300ERの後継機として、最終的に全13機が導入される計画です。今回公開された初号機のデビュー路線は、羽田~ニューヨーク線を予定しています。
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