中野サンプラザが「都庁越え超高層ビル」に転生!? 東京を一望する超展望台に“収容数3倍増”ライブ会場も

中野駅前が「都内有名展望スポット」になるかも!?

高さ262mのビルに建て替え

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中野サンプラザ跡地に建設されるビルのイメージ(画像:東急不動産ほか)。

 東京都中野区は2023年11月20日(月)、JR中野駅北側で進められている再開発事業について、環境アセスメントの手続きを進めると発表しました。

 当該区域は、コンサート会場などを備えた複合施設「中野サンプラザ」と中野区役所があります。中野サンプラザは1973(昭和48)年に開館し、数々のアーティストがライブを行うなど長年親しまれましたが、老朽化でことし7月に閉館。建て替えにあたり、エリア全体の方向性を行政主導で検討されてきました。

 再開発後は、中野駅にデッキで直結する形で、機能を集約した複合高層ビルが建設されます。その高さは262mで、東京都庁の第一本庁舎(243m)を上回る高さです。高層階には屋外テラス付きの展望施設が設置される計画で、「東京西郊、唯一無二の眺望を楽しむことができる」としています。

 隣の低層棟は多目的ホールなど文化施設として使用されます。中野サンプラザの収容人数2222人に対し、新ホールは7000人。収容可能人数が大幅に増加し、ライブやコンサートをはじめ、さらに幅広いイベントに活用可能となります。

 パワーアップして再建される中野のモニュメント的複合ビル。都市計画決定は11月16日におこなわれたばかりで、環境アセスメントの手続きが完了すれば、いよいよ事業認可を待つ段階となります。旧中野サンプラザの解体は2024年度からはじまる予定です。

【了】

【画像】えっ…!これが中野駅の「超高層ビルの展望台」です

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