「配備から数時間!?」ロシア軍 投入したばかりの対砲兵レーダーをウクライナ砲兵に破壊される?
攻撃を行った兵器は?
配備発表した直後に撃破報道
ウクライナ軍は2024年1月2日、ロシアが配備したばかりの対砲兵レーダーシステム1K148「ヤストレブ-AV」を撃破したと発表しました。
攻撃にはアメリカから供与された高機動ロケット砲システム「HIMARS(ハイマース)」が使用されたものとみられています。ロシア国防省は、「ヤストレブ-AV」をウクライナ側が撃破を発表した数時間前に配備開始したと発表していました。
しかし翌日の3日には、「ヤストレブ-AV」を搭載した車両が攻撃され損傷する様子をとらえた動画が、ロシアとウクライナの戦闘に関する情報を扱っているテレグラムチャンネル「Karymat」に投稿され、ウクライナメディアも同システムが撃破されたと報じました。
「ヤストレブ-AV」は敵の砲兵陣地の座標を即座に検出することに長けたレーダーシステムで、高性能レーダーを備え、ロケット弾、ミサイル、砲弾を自動的に検出。射撃を行った場所の座標を即座に割り出し、情報を味方部隊に送信することで迅速な反撃の支援を行います。
細かな性能に関しては公表されていないものの、動画ではレーダーを展開し始めた直後に攻撃を受けており、その性能を発揮する前に撃破された可能性が高いとみられています。
【了】
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