東海道新幹線でついに「貨客混載」正式スタート その名も「東海道マッハ便」 将来は全国即日配送!?
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東海道新幹線で「荷物輸送」スタート
JR東海とジェイアール東海物流は2024年2月15日、東海道新幹線を活用した荷物輸送サービス「東海道マッハ便」を開始すると発表しました。
JR東日本の「はこビュン」などと同様、新幹線を活用した「貨客混載」のひとつとして、法人向けの即日荷物輸送サービスをスタートさせます。「安全・正確・高速・高頻度で揺れが小さいという特性を活かし、速達性に優れた高品質で環境負荷の小さい荷物輸送サービス」だということです。
具体的には、東京~名古屋間、東京~新大阪間において「こだま」の11号車にある業務用室を活用。1回あたりおおむね段ボール40箱分(3辺合計120cm換算)まで輸送可能だそうです。1日最大の設定可能本数は、東京~名古屋間で26本、東京~新大阪間で22本となります。
想定している荷物は医療関係品、精密機器部品、生鮮食品など。集荷から駅まで、到着駅から配達先までのトラック輸送についてもジェイアール東海物流がトータルコーディネートするといいます。
開始時期は「4月以降、準備でき次第」とされており、現在、ジェイアール東海物流等が第二種貨物利用運送事業(鉄道貨物輸送)の許可申請中だそうです。JR東海はさらにJR各社と連携し、山陽新幹線や東北新幹線など複数の新幹線にまたがり広範囲に即日配送が可能な荷物輸送サービスを今後提供するといいます。
【了】
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