本物の新幹線メーカーが模型を発売 懐かしのチャイムも

鉄道車両メーカーの日本車両製造が0系の模型を発売します。本物の車両メーカーが関わった模型とは、はたしてどんなものなのでしょうか。

本物の新幹線を造っている会社が

 2014年7月19日(土)から、日本車両製造が東海道新幹線開業50周年を記念し、初代新幹線0系の「スーパーディスプレーモデル」(模型)を販売します。

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1964年に登場した初代新幹線0系は日本車両製造のほか日立、東急車輛(現・総合車両製作所)、近畿車輛、川崎重工といったメーカーが製造している(写真は模型のモデル車両ではありません)。

 日本車両製造は、主に新幹線をはじめとした鉄道車両を制作するJR東海系列の車両メーカーです。0系のほか、リニア中央新幹線で使用される超電導リニアモーターカーL0系も製造しています。

 実物の0系を造っていたメーカーが、東海道新幹線開業50周年記念で販売する0系の模型。はたしてどんなものなのでしょうか。さすがにその気合い、スゴイです。

 まず模型はすべて金属製で、見るからに重量感と質感のあふれるものになっています。車内の座席には白い枕カバーまでありますし、運転席には運転士と運転助士が乗っています。現在、新幹線は1人の運転士で走らせますが、1964(昭和39)年に開業した当初はそのように2人で乗務していました。

 ライトは前照灯も室内灯も、当然のように点灯します。また模型になった車両は東京側の先頭車で、そのとおり、模型の号車表示も12号車になっています。開業当時、東海道新幹線は12両編成でした(現在は16両)。

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