「正面衝突寸前!」BMXライダーが疾走するF1をジャンプで飛び越え!? 絶妙なタイミングすぎる

レッドブルの公式YouTubeチャンネルが公開。

F1マシンはクルサードが運転

 レッドブルの公式YouTubeチャンネルは2025年8月6日、プロBMXライダーのクリス・カイル(Kriss Kyle)氏が、走行中のF1マシンをジャンプで飛び越えるパフォーマンスの映像を公開しました。

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F1マシンを飛び越えるクリス・カイル(画像:レッドブル)

 今回のパフォーマンスで使用されたマシンは、2011年のF1グランプリでレッドブル・レーシングをコンストラクターズチャンピオンに導いた「RB7」。ステアリングを握ったのは、レッドブルF1チームの黎明期を支えた名ドライバーであり、元F1レーサーのデビッド・クルサード氏です。

 この挑戦は、コース上にジャンプ台を設置し、その上をBMXに乗ったカイル氏が、走行してくるRB7をタイミングよくジャンプで飛び越えるというものです。

 なお、RB7はジャンプ台の直前で止まることなく、フロントウイングでジャンプ台を弾き、そのまま走行を続けます。つまり、タイミングが少しでもずれれば、正面衝突の危険があるということです。

 ジャンプを成功させるには、RB7を飛び越えるだけの高さが必要であり、そのためには十分な助走をつけてジャンプ台に進入する必要がありました。

 そのためには、RB7の通過タイミングとジャンプのタイミングを完全に一致させなければならず、カイル氏は実際にマシンを走らせた状態で何度も練習を重ね、飛び越えるタイミングを慎重に見極めました。

 そして迎えた本番では見事にジャンプを成功させましたが、カイル氏は挑戦については「これまで経験した中で最も恐ろしいことの一つだった」と明かしています。

【おお!】F1マシンの上を飛ぶBMXライダー(写真)

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