景色はいいけど「試されているかのよう」に難しい!? 「好きな首都高の路線」その魅力を聞いた
読者アンケートによる「首都高総選挙」を実施。湾岸線、C1、台場線が上位にランクインしましたが、それ以外に人気の声が多かった路線はなにが「魅力」とされているのでしょうか。
都心への入り口という側面も
「乗りものニュース」では、2025年7月16日(水)から7月25日(金)にかけて、「首都高総選挙」を実施しました。本アンケートでは、「好きな首都高の路線」やその理由、さらには「通りたくない路線」についても意見を募集しました。

「好きな路線」では1位が湾岸線、2位がC1都心環状線、3位が11号台場線という結果になりました。いずれも「景観の良さ」が人気のポイントです。
ここでは惜しくも上位には入らなかったものの、「好き」との意見が多く寄せられた路線を紹介します。
●2号目黒線
「いつも空いているし、都心環状へ向かうと東京タワーがどんどん大きくなって夜はきれいだから」(運転歴30年以上・男性)
「混雑する日の東名方面には目黒線→目黒通り→第3京浜→保土ヶ谷バイパスのルートが使える なので、このルートはあまりメジャーになってほしくないですが」(目黒線)
●3号渋谷線
「西から東への3号、渋谷の猥雑さや高層ビル群のスペキュタクラーが最高です」(運転歴30年以上・男性)
●4号新宿線
「三宅坂から永福あたりまでの曲がりくねる区間をいかに揺らさずに走れるかが、試されているよう」(運転歴10年以下・男性)
「景色が良い。カーブありトンネルあり、緑あり地形の変化を楽しめる」(運転歴30年以上・男性)
●6号向島線
「車窓から見える浅草やスカイツリーが好き」(運転歴20年以下・男性)
「墨田川に架かる橋とスカイツリーのライトアップが楽しめるから」(運転歴10年以下・男性)
これらの路線はすべてC1都心環状線と接続する首都高の基幹的な路線です。3号渋谷線については、「いつも東名から入るので、都心に入るというわくわく感がある」(運転歴30年以上・男性)という声もあり、首都高が地方から“都心への入口”として印象付けられているようです。
一方で、首都高で最も急なカーブもある4号新宿線に代表されるように、これらの路線には「交通量が多く、道幅が狭い」「カーブや注意すべき合流地点が多い」といった意見もあり、首都高全体として“運転の難易度が高い路線”というイメージを持つ人も少なくないようです。
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