リニアは奈良120年以上の悲願? その経路で変わる記録

リニア中央新幹線の駅が奈良県に設置されるかどうかで変わる、ある記録があります。リニアの経路については京都市から異論が出ていますが、どうなるでしょうか。

奈良県が本州で唯一

 現在、東京~大阪間で建設が予定されているリニア中央新幹線の経路について、1973(昭和48)年に国が決定した中央新幹線の基本計画では「奈良市附近」を通るとされています。

 しかし京都市が異議を唱え、2014年8月8日(金)にはリニア京都誘致専用ホームページ「リニアを、京都へ。」を開設。「奈良市附近」ではなく京都を通るよう主張しています。

「リニアを、京都へ。」
http://kyoto-linear.com/

 この件について奈良県は、「経路についてはすでに結論が出ている話」として関わらない方針を示しています。

 実はこのリニアの経路がどうなるかによって変わってくる記録が、奈良県にあります。

首を長くして待っている、奈良市のリニア新駅推進PRキャラクター「りにまね」。

 奈良県には1890(明治23)年に奈良~王寺間が開業して以来、120年以上も鉄道が走っていますが、これまで一度も、東京へ直通する特急列車運転されたことがありません。本州では奈良県だけです。しかし、リニアが通れば別です。

 東京との直通特急が一度も走ったことのない県は、本州以外を含めると徳島県と高知県、沖縄県が加わります。

 ちなみに急行列車なら、1950(昭和25)年から東京駅と大阪の湊町駅(現在のJR難波駅)などを奈良駅経由で結ぶ急行「大和」「紀伊」がありましたが、1972(昭和47)年に廃止されています。

 また奈良県にはもうひとつ、リニアによって変わってくる記録があります。

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コメント

1件のコメント

  1. 特急あすかは、キハ80系くろしおの間合い使用であり、運転区間、運転時間帯共に客の需要を無視したスジ屋の遊びで生まれた列車であり、こんな列車が支持されるはずがない。