【今日は何の日?】宇高連絡船で「国鉄戦後五大事故」発生
宇野駅(岡山県)と高松駅(香川県)を結んでいた国鉄の宇高連絡船で衝突事故が発生。「紫雲丸」が沈没し、児童らを中心に168人の死者が出てしまいました。
1955(昭和30)年の5月11日。宇野駅(岡山県)と高松駅(香川県)を結んでいた国鉄の宇高連絡船で衝突事故が発生。「紫雲丸」が沈没し、児童らを中心に168人の死者が出てしまいました。
そして「国鉄戦後五大事故」に数えられるこの事故をきっかけに、瀬戸大橋の建設気運が高まります。紫雲丸は1947(昭和22)年の就航後、このときまでに1回の沈没を含む4回の事故を起こしていました。また「紫雲」という名前は高松の名勝、栗林公園の紫雲山にちなんだものですが、仏教で死に関係のある言葉で、縁起がよくないとの声もあったといいます。
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確かに「紫雲殿」という名前の斎場がありますね。