【今日は何の日?】東西線へ直通する国鉄初の地下鉄乗り入れ電車、さよなら運転

8月3日、国鉄が初めて製造した地下鉄乗り入れ用電車が、三鷹~高尾間でさよなら運転を行いました。

 2003(平成15)年の8月3日。国鉄初の地下鉄乗り入れ用通勤電車301系が、中央線の三鷹~高尾間でさよなら運転を行いました。1966(昭和41)年、国鉄中央線と営団地下鉄東西線の直通運転がスタート。301系はそのために国鉄が製造した車両です。

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前側に連結されている車両が301系(2007年5月、恵 知仁撮影)。

 この301系は国鉄初のオールアルミ車体で軽量化が図られていたり、車体と台車のあいだのクッションに、国鉄の通勤形電車で初めて乗り心地が良く騒音も少ない空気バネを用いるなど、先進的な車両でした。しかしコストが高く、財政難だった国鉄はその製造を56両で終了しています。

【了】

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コメント

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2件のコメント

  1. 301系は103系1200番台と乗り心地が全然違って凄く良かったのを覚えている。
    あと301系は初期の黄色帯がカッコ良かった。

  2. 雨どいの高さが101系よりも201系に似ているあたりが今思うと画期的