売れない日本の中古船 フェリー会社のビジネスモデルに異変

日本の長距離フェリー会社は使っていた中古船を売却し、新造船の建造費用に充ててきました。そのビジネスモデルにいま、異変が起きています。

これまで日本の中古船が人気だったわけ

 日本のフェリーは、三菱重工や石川島播磨重工業(現・IHI)など大手の造船所で建造された船が多く、中古船であっても品質に定評があります。また2000年代初め、豪華フェリーを数多く建造したものの、その後に経営が破たんした九越フェリー、東日本フェリー、有村産業などの比較的新しい船が中古市場に出たこともあって、例えば韓国と中国を結ぶ中韓フェリーは、ほとんどの船が日本のフェリーの中古船で占められています。

 中国と韓国を15~24時間ほどで結ぶ、いわゆる中韓フェリーでは、現在およそ20隻のフェリーが運航されていますが、そのうち16隻以上は日本の中古船です。有名なところでは、仁川~天津間を結ぶ津川国際フェリーで旧近海郵船の「ブルーゼファー」が、仁川~丹東間を結ぶ丹東国際航運には沖縄航路に投入されていた「クルーズフェリー飛龍」が、また仁川~大連間を結ぶ大仁フェリーには旧東日本フェリーの「べにりあ」が投入されているといった具合です。

 これらの船は、1987(昭和62)年から1996(平成8)年頃までに日本で建造されており、船齢が20年から29年を迎えて引退の時期が迫りつつあります。しかし、代わりに日本の中古船を購入しようという動きが鈍い状況になっているといいます。

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コメント

1件のコメント

  1. >、中国・韓国の両政府は船齢30年(28年という説も)以上のフェリーは就航を許可しないという規制を実施したため

    わたくしが知っているのは台湾は船齢14年 中国韓国が船齢15年 フィリピンインドネシアが船齢25年

    もちろん いろいろと抜け穴はあります。

    どのソースで30年とか28年とか記載なさったのですか?

    記事全体として「売れない」となってますが売れますよ

    船主が売る努力をしないだけ

    中古船は非常に閉鎖的世界

    オープンに入札にすれば驚くような値段でどんどん売れます。

    船主の中にもそれを取り巻く輩もオープンになると困る人が多い。

    売れないのではなく、売る努力をしない。

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