護衛艦「かが」ロゴマーク募集 ふさわしく、親しみやすいものを
2017年に就役予定の、全通飛行甲板を持つヘリコプター搭載護衛艦「かが」。そのロゴマークが募集されます。
「ヘリ空母」とも表現される海自最大の艦
海上自衛隊は2016年3月8日(火)、護衛艦「かが」のロゴマークを募集すると発表しました。
護衛艦「かが」は、2015年8月に進水したヘリコプター搭載護衛艦「いずも型」の2番艦です。艦首から艦尾まで全通する飛行甲板を持ち、多くのヘリコプターを搭載、運用することが可能。事実上の「ヘリコプター空母」ともされます。248mという全長は、海上自衛隊で最大です。
ロゴマークに求められているのは、護衛艦「かが」をイメージした分かり易く、親しみの持てるデザインであること。そして「護衛艦『かが』としてふさわしいものであるか」「永続的な使用が考慮されているか」という基準で、「かが」のぎ装員長が1点もしくは2点の採用作品を選考するといいます。
募集は3月8日(火)から4月8日(金)まで。日本国内在住者であれば、誰でも応募することができます。採用者は感謝状と記念品が贈呈されるほか、同艦の「自衛艦旗授与式」と「平成28年度自衛隊音楽まつり」へ招待される予定です。
海上自衛隊によると、2015年に1番艦「いずも」が就役した「いずも型」の護衛艦は、従来のヘリコプター搭載護衛艦「ひゅうが型」に比べ「船体の大型化から得られる拡張性を活用し、航空機運用能力や輸送機能・医療機能などの多用途性をより強化させている」のが特徴とのこと。その2番艦である「かが」は、2017年3月頃の就役が計画されています。
【了】
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