シャンパンゴールドに輝く車体 JR東の豪華列車「TRAN SUITE 四季島」がお披露目

「超ヘビー級」であることが判明した「四季島」の車両

 続く9号車は、「四季島」に用意される客室のうち、標準的な「スイート」が3室設けられています。側面には、おそらくリビングルームと思われる部分の大窓のほか、正方形の小窓が並び、今までの鉄道車両にはない印象を受けます。編成中5両が「スイート」車両ですが、このうち今回公開された9号車を含む4両が電動車で、車体と同一色のカバーで覆われた床下部分には機器がぎっしりと搭載され、また屋根上にはパンタグラフも見られました。ちなみに、編成両端の1号車、10号車も電動車です。

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「スイート」が3室設けられる9号車。側面には大窓と小窓が並び、屋根にはパンタグラフも見られる(2016年8月24日、伊原 薫撮影)。

 今回は、車体外観とともに車両寸法や主要機器なども公表されました。「四季島」はEDC方式という新しい駆動方式を採用。基本的には架線から受け取った電気でモーターを回す「電車」ですが、発電用ディーゼルエンジンも搭載しており、非電化区間でも走行が可能。両端の先頭車両はモーターに加えてエンジンも搭載しているため、車体重量は64トンと、日本の鉄道車両としては異例の“超ヘビー級”です。

 車両開発を統括したJR東日本 常務執行役員(運輸車両部長)の太田朝道さんは「予想以上に滑らかな前面形状や、上品さを感じるシャンパンゴールド塗装など、最高の車両ができた。これまでにない雰囲気と旅を味わってほしい」と話していました。

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10号車の展望スペース部分には三角形の窓が配置されている(2016年8月24日、伊原 薫撮影)。

 E001形は、公開会場の川崎重工では7両が製造されます。現在は最終チェック中で、東京へ輸送された後に、JR東日本グループの鉄道車両製造メーカー、総合車両製作所(J-TREC)で製造している3両と組み合わされ、デビューに向け試運転が開始されます。

【了】

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Writer: 伊原 薫(鉄道ライター)

鉄道ライター。乗り鉄・撮り鉄のほか、鉄道旅で酒を楽しむ「飲み鉄」や列車を貸し切って遊ぶ「借り鉄」の普及に勤しむ。最近は、鉄道と地域の活性化アドバイザーとしても活動中。好きな発車メロディはJR北千住駅。

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