無料&信号ナシの「高速加古川線」東播磨道まもなく全通! さらに北のバイパスも 兵庫ど真ん中の“日本海までほぼ無料ネットワーク”とは?
兵庫県は2025年7月25日、「東播磨道全線開通記念ウォーク」を9月28日に実施すると発表しました。「東播磨道」の全線開通がいよいよ間近に迫っています。
「東播磨道」秋開通に先立ち「記念ウォーク」
兵庫県は2025年7月25日、「東播磨道全線開通記念ウォーク」を9月28日に実施すると発表しました。8月1日から応募が始まります。この秋に開通予定の「東播磨道」を歩くイベントです。

東播磨道は、国道2号「加古川バイパス」の加古川中央JCTから北上し、山陽道を越えて小野市の国道175号バイパスまでを結ぶ12.1kmです。2023年までに7.7kmが開通しており、2025年度の全通が予定されています。延伸部の終点の小野ランプは国道175号バイパスに接続しており、やや南へ進めば山陽道の三木小野ICにたどり着きます。
この東播磨道は加古川やJR加古川線に並行する無料の自動車専用道です。加古川市役所から小野市役所までの所要時間は、未整備時の38分から、全通後は21分まで短くなると試算されています。
さらに、小野ランプ以北の国道175号バイパスも4車線で、そのまま西脇市まで通じています。このバイパス部をさらに西脇市黒田庄町まで延伸させる「西脇北バイパス」も建設中で、2026年春の全線開通予定。それ以北の国道175号は2車線の現道となり、バイパスも事業化されていませんが、丹波市内で北近畿豊岡道の氷上ICと連絡しています。
北近畿豊岡道もほぼ無料の自動車専用道で(途中の遠阪トンネルのみ有料)、日本海側の豊岡市まで通じています。この「東播磨道-国道175号ー北近畿豊岡道」のルートは、途中で2車線区間を含むものの、有料の舞鶴若狭道と播但道との中間にあたる加古川沿いに、瀬戸内海側と日本海側を縦貫するネットワークを形成します。
※一部修正しました(7/27)
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