「スイスイいけました!」琵琶湖西岸の“無料高速”4車線化ついに本格運用 この秋さらに“革命”が! 湖西道路
滋賀国道事務所は、国道161号「湖西道路」真野IC~坂本北IC間について、4車線での本格運用を開始しました。
琵琶湖の西側を走る「湖西道路」 待望のボトルネック解消

国土交通省 近畿地方整備局 滋賀国道事務所は、国道161号「湖西道路」の真野インターチェンジ(IC)~坂本北IC間について、4車線での本格運用を2025年9月27日に開始しました。
国道161号は、滋賀県大津市と福井県敦賀市を結ぶ幹線道路です。名神高速の京都東ICに直結する藤尾ランプから北へ、計33.2kmにわたって信号のない無料のバイパス区間(西大津バイパス~湖西道路~志賀バイパス)が整備されています。
このうち、西大津バイパスは4車線で整備されていますが、中間部分に当たる湖西道路(延長16.7km)は、基本的に暫定2車線の区間でした。滋賀国道事務所は混雑の改善を目指し、2015年度より湖西道路の坂本北IC~真野IC間(6.6km)の4車線化に着手。2025年8月8日には本格運用に先立ち、暫定での4車線化に踏み切りました。
北行きは車線が減少する坂本北IC手前で深刻な渋滞が起こりやすく、南行きも仰木雄琴ICを先頭とする渋滞が多発していましたが、8月の暫定開通以降、SNS上では「名神京都東ICからスイスイ行けました!」「渋滞知らずで快適になりました」「お盆のラッシュに湖西道路に渋滞がないの革命すぎる」など、実際に混雑が緩和したというコメントが数多く投稿されました。暫定開通のあいだは残る工事のために一部区間で車線規制も実施されていましたが、今回晴れて本格運用となりました。
なお、国道161号のバイパス整備は、志賀バイパスの北端から、さらに北へ6.5km延伸する「小松拡幅」の計画も進行しており、この秋には志賀バイパスから続く南側の14工区(2.4km)が開通する見込みです。
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