「九州西端の高速」12月開通! 終点から島へ一本道 将来は福岡直結する「西九州道」が延伸
九州西端を目指す松浦佐々道路(西九州道)の一部区間が、2025年12月に開通します。
西九州道の西端を結ぶ松浦佐々道路
国土交通省九州地方整備局長崎河川国道事務所は2025年10月28日、松浦佐々道路(西九州道)の松浦IC~平戸IC間7.5kmが12月14日(日)16時に開通すると発表しました。
松浦佐々道路は、西九州道の松浦IC(長崎県松浦市)と佐々IC(同・佐々町)を結ぶ高規格幹線道路です。2014年度に事業化。幅員12.0m・2車線、設計速度80km/hの自動車専用道路として整備が進んでいます。全長19.1kmのうち、今回は北側の7.5kmが開通します。
この松浦佐々道路は、福岡市から佐賀県唐津市・伊万里市を経由し、北松浦半島の長崎県松浦市・佐世保市をぐるりと回り、佐賀県武雄市に至る西九州道の一部を構成します。また、長崎県北部の幹線道路である国道204号のバイパス・代替路の役割も担います。
今回開通する平戸ICは佐世保市内に位置しますが、県道258号平戸江迎線と接続し、九州西端に位置する平戸市への玄関口になります。平戸ICから平戸大橋まで一本道です。
長崎河川国道事務所は、松浦佐々道路の整備により、防災機能の強化や地域産業の活性化などが期待されるとしています。





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