「集結はまたとない機会」海技教育機構の練習船5隻が神戸港に入港 船内公開も

「神戸開港150周年記念 海フェスタ神戸」にあわせ、2017年7月14日から15日にかけて、海技教育機構の練習船5隻が神戸港に続々と入港します。

日本丸、海王丸などが神戸港に集結

 海技教育機構(JMETS)の練習船5隻が、2017年7月14日(金)から15日(土)にかけて、神戸港に続々と入港します。同機構は「JMETSの練習船隊が一つの港に集結するまたとない機会」といいます。

 船員を目指す実習生が航海術などを習得する場となるのが練習船です。今回、「神戸開港150周年記念 海フェスタ神戸」に参加するため、大成丸と銀河丸、青雲丸は14日(金)に、日本丸と海王丸は15日(土)に神戸港(新港第一突堤)へと入ります。スケジュールは次のとおりです。

●14日(金)
・10時:大成丸と銀河丸、青雲丸が入港
●15日(土)
・15時:日本丸と海王丸が入港
・18時:日本丸が出港(東京港晴海埠頭へ)
●16日(日)
・9時~11時30分:海王丸(11時まで)と大成丸、銀河丸、青雲丸で船内一般公開
・13時~16時:海王丸でセイルドリル(展帆訓練)、大成丸と銀河丸、青雲丸で船内一般公開
●17日(月・祝)
・9時~11時30分:海王丸と大成丸、銀河丸、青雲丸で船内一般公開
・13時~16時:海王丸と大成丸、銀河丸、青雲丸で船内一般公開
●18日(火)
・14時:青雲丸が出港(神戸港へ)
・14時10分:海王丸が登檣礼(とうしょうれい)、出港(岩手県の宮古港へ)
●19日(水)
・10時:銀河丸が出港(横浜港へ)
・14時:大成丸が出港(北海道の苫小牧港へ)

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JMETSの練習船、海王丸。総トン数2556トン、全長110.09m(画像:海技教育機構)。

 今年の「海フェスタ」は、開港150年を迎える神戸市で開催。15日(土)から8月6日(日)までの期間中、港の産業、技術、文化に関する行事、帆船フェスティバル、花火大会などが行われます。

 なおこのほか、7月17日(月・祝)に実施される「第33回神戸港ボート天国」で、JMETS海技大学校(兵庫県芦屋市)の校内練習船「海技丸」による体験航海も字視される予定です。

【了】

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コメント

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3件のコメント

  1. 長崎帆船祭りで帆を張る作業を見たが練習生諸君に敬意だ、ここでもやってくれるのだろうか?帆を張ると風で流されぬようタグが補助に付いてたが見事だった、

  2. 外国では海軍が帆走練習艦を保有する事もめずらしくはない。余談だが海上自衛隊も教育用に小型ヨットを保有している。

    • やはりヨットは人を造るか!