JAL大連線が20周年 祝賀パーティに藤田副社長登壇(写真20枚)

藤田副社長に話を聞いてみた

 招待客の退出もひと段落ついたのち、藤田副社長に話を聞きました。

 大連線のこの20年を振り返り、もっとも変わったことは「中国のお客様が増えたことですね」といいます。20年前の大連線開設当初は、日本人7割、中国人3割といった比率だったそうですが、それがいまでは逆転するような勢いとのことで、路線の運営という意味では悪いことではないとしつつも、「いま我々が頑張らなくてはいけないのは、日本人のお客様に中国に来てもらうことです。旅行会社さんも巻き込んで、中国の魅力をもう一度ここで訴えていかないと」と話します。

「私には確信があって、歴史や文化などに興味を持ち、中国に来たいという日本人は絶対いるんです。実は去年から渡航者数は少し伸び始めてプラスの潮流にはなってきているので、三国志を訪ねるとか、大連の旅順に行くとか、良いツアーを作っていくことが大事で、努力したいと思います」

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取材に応じるJAL藤田副社長(2017年11月3日、乗りものニュース編集部撮影)。

 さらに、この20年間、大連線に携わってきた人たちの想いについて触れ、「最初に路線を開設するときは大変だったでしょうし、それを成長させていくということは引き継いだ我々の責任であり、我々は次の世代に引き継いでいかなくてはならない」としました。

「大連の空港も今後大きくなり(編集部注:新しい国際空港が現在建設中)、滑走路が4本になるといいます。ここ大連が中国東北地区の窓口として成長していく可能性は大きいですね」

 また、成田〜大連路線に2017年7月31日から導入されたボーイング787-9について「ものすごく評判はいい」といいます。中国からの個人での利用客が増えている昨今、そうした層は日本での過ごし方も含め、プレミアムなものを求めるとし、「それにより日本航空のイメージが上がっていくことはいいことです。日本で乗り継いで、ヨーロッパやアメリカへも日本航空で行かれるというお客様も現れはじめています」とのこと。

 今後の中国路線については、2020年以降も間違いなく増えていくとの見通しを示し、「(日中間における)いろいろな路線の可能性を検討しネットワークを作っていくというのは、日本航空としての大きな課題です。中国からのお客様も増えるでしょうし、日本からのお客様もぜひ増やしていきたいと思っています」としました。

【了】

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