1分で分かる! 都営浅草線20年ぶり新車「5500形」 羽田・成田の連絡路線らしい車両に(写真68枚)
都営地下鉄の浅草線に20年ぶりの新型車両「5500形」が登場。その路線の特徴から、通勤通学利用における快適性と合わせ、「日本らしさ」も備えられているのがポイントです。カーテンには「浅草」の文字がおどります。
コンセプトは「日本らしさとスピード感が伝わる車両」
都営地下鉄の浅草線に2018年6月30日(土)、20年ぶりとなる新型車両5500形がデビューします。東京都交通局によると、「通勤通学で利用される方から訪日外国人旅行客まで、誰もが使いやすい車両」にしたといいます。
特徴1「日本らしい!」
新型車両のコンセプトは「日本らしさとスピード感が伝わる車両」。外観デザインは、国際的に「日本」のイメージであり、浅草線沿線とゆかりもある「歌舞伎の隈取り」を現代風にアレンジ。凛々しく躍動感あるものにしたそうです。
車内も和紙風の壁、寄せ小紋や江戸切子の柄を使った座席やその仕切り板、沿線由来のイラスト(「浅草」と書かれた大きな提灯など)が描かれたカーテンほか、「和」のデザインが多数あります。
都営浅草線は、浅草・銀座経由で京急線、京成線などに直通し、羽田空港と成田空港を結びつける路線であることから、外国人にもアピールできる車両にしたとのこと。ちなみにこの車両のキャッチフレーズは「Tokyoと世界を結ぶ地下鉄」です。
5300形の初期車が一通り置き換わった段階で、エアポート快特・アクセス特急に当たり前に充てられていることだろう。
座席のクッション、これが一番気になっている。
乗り入れ相手の京急はシートのクッション性で関東でもトップと言っても過言ではないだけに、走ルンですで乗り入れて相手の京王に大きく水をあけられている都営新宿線と同じ轍を踏む訳には行きませんね。
都営が総合車輌サイドの言うことに従ってくれれば自動的にE235系の座席ということになり、万事めでたしなのだが・・・。