【懐かしの国鉄写真】「お待たせ」オリンピックに先立ち開業した中央線・東小金井駅(写真21枚)

1964(昭和39)年の東京オリンピックに先立ち開業した、中央線の東小金井駅。まだ「武蔵野」の面影が残っていたころの同駅を写真で振り返ります。

25年ぶりに開業した中央線の新駅

 新幹線開業、東京オリンピック開幕を目前に控えていた1964(昭和39)年9月10日、中央線の武蔵境~武蔵小金井間に東小金井駅(東京都小金井市)が開業しました。中央線の国電区間(東京~高尾間)での新駅開業は1939(昭和14)年4月の西八王子駅以来、25年ぶりのことです。

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開業日の東小金井駅。当時の中央線は荷物電車のクモニ13も走っていた(1964年9月、楠居利彦撮影)。

 中央線の国電区間は都市近郊の路線としては駅間距離が比較的長く、最長は豊田~八王子間の4.3km、2番目が武蔵境~武蔵小金井間の3.4kmでした。東小金井駅はちょうどこの真ん中。武蔵境駅からも武蔵小金井駅からも1.7kmの位置になります。

 当時の中央線は三鷹を過ぎれば、至る所に武蔵野の面影が点在していました。武蔵境~武蔵小金井間では、やや武蔵境寄りの北側に変電所がある以外に大きな建物もなく、電車は直線区間をフルスピードで駆け抜けていました。

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開業日の東小金井駅。当時としては珍しい橋上駅舎だった(1964年9月、楠居利彦撮影)。

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Writer: 楠居利彦(鉄道ライター)

1946年、東京生まれ。中央線の沿線で育ったので、鉄道は複線で電化され、長編成の電車が頻繁に走るものと認識している。鉄道誌の創刊に関わり、車両データ本の編集を担当した。趣味は鉄道模型製作。

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